アフリカ開発

アフリカ開発

アフリカの成長と人間開発は著しい進歩を遂げてきました。しかし同時に多くのことが未だに達成されていません。過去10年の間を見ると、それ以前の半世紀に比べて、極度の貧困に陥っている人々の割合は小さくなり、低所得国としての分類から卒業する国の数が増えました。将来を見据えると、若者層の増加、技術変革、域内貿易の進化、人的資源への投資などアフリカの明るい未来を約束する要素があります。UNDPはこうした変革の機会を捉え、これまで築いた成長の軌跡を活かしながら、蔓延する不平等、脆弱なガバナンス、気候変動、急速な人口増、工業化の遅延、増加する紛争と暴力といった未解決の課題に対処すべく、アフリカの人々、政府、民間セクター、アカデミア、市民社会と共に働いています。UNDPアフリカ局では、グローバルな戦略計画(2018-2021)の下、アフリカの抱える“問題”ではなく“可能性”に着眼し、持続可能な開発目標とアフリカ連合の“アジェンダ2063”の達成を支援すべく、AFRICA’S PROMISE: The UNDP Renewed Strategic Offer in Africaを策定しました。同戦略の中では、天然資源のガバナンス、構造変革、若者と女性の雇用とエンパワーメント、気候変動への緩和と適応、持続可能なエネルギー、平和と安定の6つの重点分野を掲げ、支援に取り組んでいます。

アフリカ開発会議(TICAD)

アフリカと国際社会の広範な関係者がアフリカ開発の現状と課題を話し合い、開発の重点分野に対する合意を形成するためのプロセスで、日本政府、UNDP、世界銀行、国連アフリカ特別顧問室、アフリカ連合委員会が共催しています。

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