Fast Facts: アフリカの気候変動とUNDP

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Fast Facts: アフリカの気候変動とUNDP

2014年3月20日

アフリカ大陸は気候変動によって最も大きな打撃を受けます。なぜなら、アフリカ大陸は他の地域よりも深刻な気候変動の影響を受けており、その経済は農業などの気候依存的部門に頼っており、さらに多くの場合、その対処・適応能力は限られているからです。
世界銀行の推定によると、2099年までにアフリカの平均年間気温はさらに3~4度上昇することが予想されます。気候変動に関する政府間パネルによれば、 2020年までに、サハラ以南アフリカ全域に暮らす7500万~2億5000万人が水不足に苦しむことになり、一部のアフリカ諸国では天水農業が50%縮 小する可能性があります。

気候変動は、アフリカにおける8つのミレニアム開発目標(MDGs)の全ての達成を妨げかねない緊急の開発課題です。モロッコからモザンビークに至る各国 で、貧しい人々、特に女性が最も深刻な被害を受けます。彼らは天然資源や生態系に依存して暮らしており、マラリアやデング熱などの熱帯病の蔓延に弱く、極 端な気象現象の影響を受けやすいのです。

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