Fast Facts: アフリカの危機予防と復興のためのUNDPの活動

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Fast Facts: アフリカの危機予防と復興のためのUNDPの活動

2014年3月20日

サハラ以南アフリカは、紛争解決と平和構築に向けて大きな進展を遂げています。この進展を先導しているのは、かつて内戦下にありながらも現在は長期的な開発への道のりを歩んでいるリベリア、シエラレオネ、ブルンジといった国々です。
しかしこの地域には依然として脆弱な国家や破綻国家が隣接しており、武力紛争、政治不安、国家崩壊に陥りがちです。

2011年には、コートジボワールで行われた大統領選挙が4か月間の対立を生み、武力を用いた暴動、強制退去、および広範囲に及ぶ物質的被害をもたらしま した。この地域には現在も、複雑な政治情勢(チャド、ジンバブエ)、長引く危機(マダガスカル)、または政治的・宗教的暴動(マリ、ナイジェリア)に直面 しています。2011年に独立した南スーダンは、依然として非常に不安定な治安状況の中で国と州政府を構築しなければならない状況にあり、固有の課題を抱 えています。
また、アフリカでは異常気象が引き起こす自然災害も多く、人間開発に壊滅的な影響を及ぼしています。その一例が、アフリカの角やサヘル地域で近年発生した惨事です。これらの地域では、干ばつが凶作と食糧価格の上昇を生み、深刻な食料不安をもたらしました。

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