Fast Facts: UNDPとアフリカのガバナンス

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Fast Facts: UNDPとアフリカのガバナンス

2014年3月20日

過去20年間にわたり、アフリカではガバナンス確立の機会が大きく生まれました。これは国や地域の取組みによって民主主義が一般的慣行となったことによる ものです。ガバナンス強化により、公共の問題に国民が関与する機会が生まれ、政府がよりきちんと説明責任を果たすようになり、マクロ経済の政策決定が改善 されました。その結果、世界的な金融危機が起きるまでにはかつてないほどの経済成長を遂げました。

それでもなお、多くの課題が残っています。その一例が、2010年から2011年にかけてコートジボワールで発生した選挙後の危機です。同国では大統領選 挙が4か月間の対立を生み、かつては西アフリカの政治・経済大国だったこの国に、暴動、強制退去、および広範囲に及ぶ物的損害をもたらしました。
依然として暴力紛争や権力乱用がはびこるアフリカにおいて、治安の維持と民主主義制度の強化、汚職との闘い、人権と法の支配の推進は、今後も重要な優先課題です。

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