人間開発報告書2006


「水危機神話を越えて:水資源をめぐる権力闘争と貧困、グローバルな課題」


2006年11月9日発表

太古の昔から、水は人類にいくつもの大きな課題を突きつけてきた。水は命の源であり、私たちの環境を維持し、生計を支える天然資源である。その一方で、水は危険と脆弱さの原因でもある。21世紀初頭における人間開発の可能性は深まりつつあるグローバルな水危機によって脅かされている。人間開発報告書2006は、危機は水不足の結果であるという神話のまやかしを暴き、問題の核心は、貧困と不平等にあると主張する。

 

本書は:

  • 世界で11億人が安全な水を利用できず、26億人が衛生設備を利用できない状況を生み出している水危機の根本的な原因と結果を調査する。
  • 国家戦略と国際的な行動計画によって、すべての人に安全な水と衛生設備を提供するための一致協力した努力に向けて議論する。
  • 水不足を招き貧困農民を疎外する社会的、経済的な影響力を調査する。
  • 国境を越える水管理の緊張緩和に向けた国際協力の余地をさぐる。

ゴードン・ブラウン英国大蔵大臣、ンゴジ・オコンジョ=イウェアラ・ナイジェリア前財務大臣、ルーラ・ブラジル大統領、カーター元米大統領、アナン国連事務総長の特別寄稿を掲載。

<プレスリリース>

<人間開発報告書2006からみた「日本の人間開発の状況」、「水にまつわる様々なファクト(Fast Facts)」を公開>