活動事例

 

クロアチアでUNDPは、地球環境ファシリティ(GEF)の資金提供を受けて、体系的なエネルギー監視を支援し、127都市中95都市の約1万1000に及ぶ公共の建物でエネルギー効率を改善しました。ダルマチアの海岸地域では、地方自治体や銀行と連携して、グリーンビジネス、主に有機農業への新規投資のために2800万ドルを動員しました。有機農業生産者の数は60から178に跳ね上がりました。

エリトリアは、UNDPの支援とGEFの資金提供により、国内初の風力エネルギーパイロットプログラムを立ち上げました。港湾都市アッサブでは、近傍に設置された風車によって同市のエネルギー需要の20%を賄い、これによって年間エネルギーコストを30%以上削減しました。この成功を受けて、エリトリア政府は再生可能エネルギー政策を策定しました。

ツバルの9つの島で、UNDPは太平洋地域のパートナーと協力し、節水型の衛生技術を導入しました。フナフティ島では、全世帯の6%にコンポストトイレが導入され、30%の節水に成功しました。ミクロネシア連邦、バヌアツ、ナウル、マーシャル諸島共和国でもこの設備の使用が開始されました。

「森林減少と森林劣化 による温室効果ガス排出の削除に関する取り組み(UN-REDD)」プログラムのもと、UNDPは森林減少と森林劣化を削減するための国家戦略を策定するべく各国政府を支援し、16か国に対して6700万ドル以上を動員しています。MDGカーボン・ファシリティは、40か国で200件の炭素排出削減プロジェクトの選抜を行いました。2012年までに、そのうちの12件がクリーン開発メカニズムに登録され、クリーンエネルギーに1億8000万ドルの投資が行われます。

オゾン層破壊物質の使用廃止、気候変動の緩和、およびモントリオール議定書の実施を目指して、UNDPは1991年から115か国に対して、「モントリオール議定書の実施のための多国間基金」からの6億5000万ドルとGEFからの3400万ドルを活用するための支援をしてきました。2012年にUNDPは3900万ドルの資金調達に協力しました。例えばコロンビアでは、UNDPの支援により、全国の冷凍冷蔵産業がオゾン層を破壊しない技術に切り替え、地域産業に貢献するとともに雇用の減少を防ぎました。