パレスチナ占領地区:女性の権利の推進

アズマさんは離婚を進めるため、無料の法的支援を利用しました。

パレスチナでは、女性に対する暴力と闘う初の国家戦略が導入されたことにより、女性たちが自らの身と権利を守ることのできる可能性が大きく高まりました。MDG基金の援助を受けた国連合同プログラムを通じて、UN Womenと国連開発計画(UNDP)は、政府官僚、政治家、女性運動家らが一致団結してこの国家戦略を策定・可決できるよう協力しました。

ハイライト

  • パレスチナでは、女性に対する暴力と闘う初の国家戦略が導入されたことにより、女性たちが自らの身と権利を守ることのできる可能性が大きく高まりました。
  • UNDPの補完的な活動として、ガザ地区に18の法的支援クリニックからなるネットワークが構築され、これまでに1万人(ほとんどが女性)に無料サービスが提供されました。
  • UNDPは2012年の地方選挙期間中、合意された女性議員の割合(20%)を順守できるよう、地方自治省を支援しました。女性議員の割合は依然として非常に低いものの、かつての16%から上昇しました。

続いてUNDPは、6つの省庁に対し、この国家戦略の実施を奨励してきました。例えば司法省は、暴力への対応を改善するために、全ての法律と法的慣行の見直しを行っています。最近出された大統領令では、いわゆる名誉殺人が初めて違法とされました。

UNDPの補完的な活動として、ガザ地区に18の法的支援クリニックからなるネットワークが構築され、これまでに1万人(ほとんどが女性)に無料サービスが提供されました。その多くは、家庭内暴力により生活が破綻し、助けを求めてやって来る人々です。

アスマさんもそのような女性の1人です。クリニックは、何年間にも及ぶ虐待を受けたアスマさんが離婚し、子どもたちの親権を獲得できるように支援しました。彼女は「彼らの助けがなかったら、私は決して正義を手にすることはできなかったでしょう」と話します。

国連合同プログラムは、暴力撲滅のための活動に加えて、女性の地位向上に不可欠なその他の問題にも取り組んでおり、UNDPはその専門分野において主導的役割を果たしています。パレスチナの行政機関は現在、より的を絞ったプログラムを進めるために、女性とジェンダー平等に関する質の高いデータを収集しています。UNDPは2012年の地方選挙期間中、合意された女性議員の割合(20%)を順守できるよう、地方自治省を支援しました。女性議員の割合は依然として非常に低いものの、かつての16%から上昇しました。

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