UNDPと国際金融機関

世界銀行グループをはじめ、多国間・地域開発銀行を含む国際金融機関(IFI)は、国連開発計画(UNDP)が持続可能な開発目標(SDGs)に取り組むうえで欠かせない開発パートナーです。これによって、IFIの政策面でのノウハウ、経済分析、知的成果物に加え、その膨大な開発資金と各国政府との密接な関係が活用できるようになります。

IFIはすでに、UNDPのプロジェクト別(ノン・コア)資金の重要な拠出者となっています。2010年から2014年にかけ、IFIはUNDPのプログラムに5億5000万ドル以上を拠出しました。この拠出金の中には、UNDPに対する直接の無償資金拠出として提供されたものもありますが、その大半は、IFIが各国政府に借款を供与し、これがUNDPプログラムの資金として用いられるという「政府費用分担」取決めの形で調達されています。

パートナーシップの形成

しかし、UNDPのIFIとの連携は一方通行ではありません。事実、UNDPとIFIは、各国政府や地域社会への支援を強化し、開発努力の持続可能性を向上させるため、互恵的な連携を確立しています。

UNDP戦略計画でも強調されているとおり、UNDPは、IFIとの連携拡大がSDGsの達成に欠かせないことを認識しています。UNDPの対外関係・アドボカシー局(BERA)の金融機関イノベーション・パートナーシップ(FIIP)チームは、UNDPの組織全体を通じて活動し、IFIとの連携関係の改善を図っています。IFIとUNDPの連携に関するご質問は、FIIPチーム(bera.pg.fiip@undp.org)までお寄せください。

連携の現状

UNDPはアフリカ開発銀行アジア開発銀行欧州復興開発銀行米州開発銀行イスラム開発銀行世界銀行グループおよびBNDES(ブラジル国立経済社会開発銀行)との間で、正式な協定を結んでいます。

UNDPはまた、政府費用分担を通じ、欧州投資銀行からも拠出を受けているほか、アジアインフラ投資銀行新開発銀行といった、新興の銀行とも協議を行っているところです。

IFIとの連携はほとんど、下記の方法のうちのいずれかを通じて行われています。

  • IFIからの資金拠出によるUNDPのプロジェクト実施
  • IFIからの資金拠出により各国のパートナーが実施するプロジェクトに対するUNDPの後方支援
  • 資金がUNDPに移転されるのではなく、共通の開発目標に向けて協調的な取り組みを行うための「並行融資」

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