イケル・カシージャスUNDP親善大使

国連開発計画(UNDP)親善大使の信任状を手にするイケル・カシ―ジャス氏。国連開発計画(UNDP)親善大使の信任状を手にするイケル・カシ―ジャス氏。

2011年1月24日、国連開発計画(UNDP)は、FIFAワールドカップで優勝したスペインチームのゴールキーパー、イケル・カシージャス氏をミレニアム開発目標(MDGs)担当の親善大使に任命しました。カシ―ジャス氏は親善大使として、開発途上国の若者に影響を与える問題に重点を置きながら、貧困削減、教育、保健の促進に尽力しています。

カシージャス氏は、世界の貧困層が抱える多様なニーズに精通しており、また自らその解決に貢献できることをさまざまな機会に示してきました。テニスの世界チャンピオン、ラファエル・ナダル氏と一緒に、「イケルの友達対ラファの友達(Friends of Iker v Friends of Rafa)」というスポーツイベントをこれまでに2度開催し、マラリアに苦しむマリの人々のための資金集めを行いました。2012年12月には、ルイス・フィーゴ氏と共に、ホームレスの人々を支援するためにサッカー・チャリティー試合を開催しました。さらにペルーでは、貧困状態にある子どもたちの窮状への認識を高めるために活動をしています。

カシージャス氏は「ピッチ上での私の仕事はゴールを防ぐことですが、UNDPでの私の仕事はミレニアム開発目標という各ゴールの達成を支援することです。世界中で今も人々が苦しんでいる貧困問題への関心を高めることは、貧しい人々の生活を向上させるという世界的な約束の実行を促すうえで不可欠なものです」と語りました。

また「UNDPは世界中の人々や政府と一緒に、持続できる解決方法で貧困撲滅のために働いています。こうしたチームを通じたアプローチでのみ、私たちは貧困との闘いに勝利できるのです。私は自らがこの取り組みに参加できることを誇りに思います」と語りました。

カシ―ジャス氏は、スペインのリーガ・エスパニョーラに属するレアル・マドリードでプレーをしており、スペイン代表チームおよびレアル・マドリードの両方でキャプテンを務めています。スペイン代表のキャプテンとしては、若手からなるチームを44年ぶりに欧州選手権での優勝に導き、カシ―ジャス氏にとってはA代表として国際舞台での最初の栄誉となりました。2010年にはスペイン代表を率いて、FIFAワールドカップで史上初の優勝を果たし、同大会における最優秀ゴールキーパーとしてゴールデングローブ賞を受賞しています。