マルタ・ビエイラ・ダ・シルバUNDP親善大使

マルタ・ビエイラ・ダ・シルバ氏が、女性に対する暴力の撲滅についてメッセージを発信しています。(UNDPビデオ)


マルタ・ビエイラ・ダ・シルバ氏は、サッカー・ブラジル女子代表のストライカーであり、世界でもトップレベルのサッカー選手です。2006年から2010年まで、5年連続でFIFAの女子最優秀選手賞を受賞しました。

マルタの愛称で知られるビエイラ・ダ・シルバ氏は、2010年10月に国連開発計画(UNDP)の親善大使に任命され、ミレニアム開発目標(MDGs)の達成に向けた国際社会の取り組みについて、特に女性のエンパワーメントに重点を置きながら促進しています。マルタ氏にとって、貧しさや、それに伴う多くの困難は決して他人ごとではありません。彼女はリオデジャネイロのおよそ2000キロ北にある、ブラジル・アラゴアス州のドイス・リアショス近くの貧しい町で生まれ育ちました。

「自分の原点は忘れません。私は人生で成功するチャンスを与えられましたが、そのような機会に巡り合えなかった人たちのことをいつも考えています。貧困撲滅のためには、私たち一人ひとりが力を尽くす必要があります」と任命式典でマルタ氏は語りました。母国ブラジルにおいて、マルタ氏は支援金やスポーツ用品の寄付によって、故郷に恩返ししていることでも知られています。

マルタ氏は2004年から2008年までの間、スウェーデンにおいて103試合で111本のゴールを決め、その名を広く知らしめました。スウェーデンでプレーしている間の2004年、2005年、2006年、2008年に得点王に輝き、2007年と2008年には最優秀フォワード賞を受賞しました。

2007年には、同じサッカー選手であるロナウド氏とジネディーヌ・ジダン氏が、モロッコのフェズで開催されたUNDPのチャリティー試合「貧困との闘い(Match Against Poverty)」にマルタ氏を招待しました。マルタ氏はそこで国際認可を受ける男子サッカー試合でプレーした史上初の女性選手となりました。彼女の華麗なサッカーの技術は世界的に有名なサッカー選手であるペレと比較され、「スカートを穿いたペレ」と呼ばれるようになりました。

マルタ氏は「UNDPは世界中で人々の生活をよい方向に変えています。私は自らがこの取り組みに参加できることを誇りに思います」と任命式典で語りました。