スーダン: 元兵士を対象とした職業訓練

 Photo: UNDP Sudan


日本政府からのプログラムに対する資金拠出に加え、南スーダンのジュバでは国際協力機構(JICA)と国連開発計画(UNDP)は一緒に案件を進めています。JICAは武装解除した元兵士と軍事活動に関わった女性を対象に、2009年9月から3か月の試験的プログラムとして職業訓練を実施しました。このプログラムの目的は調理・大工・溶接・洋服仕立てなどの職業技術を習得する支援を行うことです。99人の訓練登録者が、自ら選択した分野の職業訓練を受けました。参加者は基礎的な識字教育と算数教育を受け、計測器・シャベル・ハンマー・のこぎり・机・調理器具・パン焼き器・ミシンなどの道具が供与されました。

JICAによる職業訓練が終了した後、UNDPはプログラム修了生を対象に職業斡旋の支援を行っています。20名のプログラム修了生はJICAによる職業訓練で習得した建設技術を活用して、ジュバの国連ミッションの建設現場での仕事を得ています。習得した技術で適性試験に合格し、新たな立場で活躍している人々もいます。JICAの職業訓練の修了生が持つ高い技術に感銘を受け、建設現場の管理者はJICAの職業訓練を受けた人材をさらに求めています。

また、スーダン北部のプロジェクト「ダルフール及び暫定統治3地域人材育成プロジェクト」においても、現在UNDPとの連携にむけた調整を行なっています。当プロジェクトでは、暫定統治3地域のうち、南コルドファン州、青ナイル州において、職業訓練を行う予定ですが、訓練の対象者にUNDPが支援している除隊兵士の一部を含める予定です。第1段階として、2010年11月から、南コルドファン州、青ナイル州の技術学校、女性連盟、ユースセンターにおいて、自動車整備、電気、木工、金属加工、服飾、食品加工の6コースを実施しています。

冊子『日本・UNDPパートナーシップ』(2010年10月)より

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