【サラヤ】ウガンダの医療現場でのアルコール手指消毒の普及

 サラヤのアルコール消毒剤で手を消毒するウガンダの看護師 Photo: Saraya

サラヤ株式会社
ウガンダの医療現場でアルコール手指消毒を普及し、感染症を予防(2014年9月参加)

洗浄剤、消毒剤などの衛生製品を製造・販売するサラヤは、同社のアルコール手指消毒剤を普及させることによってウガンダ、および東アフリカ地域での感染症の拡大を防ぐ取り組みで、「ビジネス行動要請(Business Call to Action: BCtA)」に参加しました。

ウガンダで子どもの死亡要因となっている病気の75%が、適切な衛生環境を整備することによって予防可能だと言われています。サラヤは2010年より、独立行政法人国際協力機構(JICA)や現地の関係機関とともに、同国で手洗いの普及と衛生環境の改善を進めてきました。2012年に特定の病院で開始した、アルコール手指消毒剤を使用した感染症の予防効果を測る調査と院内感染予防に向けた医療従事者の教育の結果、サラヤのアルコール手指消毒剤が、帝王切開後の敗血症、ならびに小児科病棟における下痢性疾患の件数削減に効果があることが証明されました。

この消毒剤の普及をはかるため、同社は東アフリカ地域でアルコール手指消毒剤の生産・流通・販売を行う現地法人をウガンダに立ち上げました。製品の主要原料となるバイオエタノールを現地で調達して、製品の調達から販売までの全てのバリューチェーンを現地で構築し、より購入しやすい価格で現地の人々に製品を提供できるように努めています。

サラヤはさらに、手指衛生の重要性の認知をはかるため、現地の大学の卒業生を雇用して研修を行ったあと、彼らを衛生インストラクターとして病院に派遣し、医療従事者に向け、手指消毒剤を使うことによって、どのように衛生環境の改善を図ることが可能か、啓発活動を実施しています。

2016年までに、同社はウガンダにおける、医療従事者のコンプライアンスレート*の向上と、現地生産・販売の拡大をめざしています。また、2017年までにウガンダの100の病院、その他の東アフリカ地域の国々の300の病院に、ウガンダで製造した同社の製品を供給することを計画しています。

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