UNDP特別セミナー『ウィメノミクスの時代―女性が変える、女性が変わる、世界の事例から』開催報告

2016/03/07


国連開発計画(UNDP)は、国際女性デーに合わせてランディ・デイヴィスUNDP本部政策・プログラム支援局ジェンダー・チーム長が来日したのを受け、3月7日に、国連大学で有識者との特別セミナー『ウィメノミクスの時代―女性が変える、女性が変わる、世界の事例から』を開催しました。同セミナーにはランディ・チーム長、UNDPタイ事務所ジェンダー専門家の宮負こう職員に加え、NGOsや学術界からジェンダーの専門家10人以上が参加し、活発な議論を行いました。

冒頭、ランディ・チーム長が基調講演をし、女性国会議員および女性管理職の少なさ、男女の雇用格差や女性による長時間の家事労働等、特に日本で課題となっている点に関するデータを提示するとともに、民間企業におけるジェンダー平等の推進が企業の競争力の向上に直結するといった新たな視点を示し、開発途上国だけでなく先進国が抱える課題を含めた幅広い議論を促しました。

続いて、参加した有識者を交えての討議では、宮負職員が、持続可能な開発目標(SDGs)は、途上国だけでなく先進国も取り組むべきユニバーサルな目標であるため、あらゆる課題においてジェンダーの観点を取り入れることが重要であると強調しました。参加者からは、UNDPとUN Womenをはじめとする国連組織内での連携、男女格差の是正に対する取り組み、日本における縦割行政の課題と解決法等について質問がなされ、デイヴィス氏は、昨年12月に発表された人間開発報告書2015で、男女比較の数値を例示して日本国内外における問題点への理解を示しつつ、UNDPの包括的な開発戦略やパートナーシップについて説明しました。

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