第1回SDGs×Youth 知ろう。語ろう。見つけよう。 開催報告

2017/06/22

Photo:Yukiko Abe/UNDP Tokyo


国連開発計画(UNDP)は、13の学生団体と共に、5月27日(土)、都内の電通ホールで「第1回SDGs×Youth 知ろう。語ろう。見つけよう。」を開催しました。

13の学生団体と協力企業等がSDGsの17のゴールにブースを設置・運営し、グループに分かれて、参加者はSDGs達成に向けて一人ひとりができることを学び、考えました。将来を担う若者に持続可能な開発目標(SDGs)を「自分ゴト」として捉えてもらう場となりました。

【「私のSDGs」を見つけるためのガイダンス】
近藤哲生UNDP駐日代表が「SDGsと若者」について講演を行い、「若者は将来のリーダーではなく、今のリーダー」と若者への期待を述べました。その後、青柳仁士UNDP副代表補・上席渉外広報官がSDGsを自分ゴトとして捉えるために、参加者一人ひとりがイベントを通じてMySDGs(SDGs達成に向けた個人の行動宣言)を発見し、宣言として記すというイベントの趣旨を説明しました。その後、アフリカで電力ビジネスを展開する株式会社Digital Gridの秋田 智司CEOと、クラウドファンディングで社会課題解決に貢献するREADYFOR株式会社の米良はるか CEOがそれぞれのビジネスとSDGsの繋がりについて講演をしました。

【学生団体と企業によるワークショップ】
13の学生団体と協力企業等が担当する17のゴール毎のブースで、参加者はSDGsの各ゴールについて学び、課題の解決方法を議論し、考えました。学生団体は、自分たちと同じ世代の参加者にSDGsゴールについて考えてもらうために映像を流したり、ワークショップを行ったり、それぞれ工夫されたブースにて発表しました。例えば、ゴール16「平和と公正をすべての人に」を担当した国際学生会議のブースでは、難民の立場を考えるために参加者の持ちものを付箋に書き出して、課題を自分ごと化して捉える機会となりました。ゴール10「人や国の不平等をなくそう」を担当したフェアトレードドリップパックプロジェクトのブースでは、世界の不平等を考えるためにフェアトレードコーヒーの試飲が行われました。

【My SDGsの発見と共有】
イベント後半では、講演やワークショップで得た学びを踏まえ、参加者がそれぞれのMy SDGs宣言を書きました。さらに、他の参加者の宣言を見て回り、応援したいものにシールを貼る「SDGs応援ゲーム」を通じて皆が共感した宣言を選び、会場全体で共有しました。多くの共感が集まった宣言には、「2030年までに国際協力を“意識高い”と思わせない活動をしていくことでSDGs達成に貢献する!」「明日から“女子力”という言葉に振り回されないでSDGs達成に貢献する!」などがあり若者らしい視点でユニークなMy SDGs宣言や、楽しい宣言の発表もあり、大いに盛り上がりました。2030年に向けて具体的な目標を見つけた参加者も多いように感じました。また、学生時代からソマリアで紛争解決に取り組んでいる、永井陽右NPO法人アクセプト・インターナショナル 代表理事が、ユースがSDGsに取り組む意義について講演しました。

【発信】

各自が書いた行動宣言を持って個別写真撮影と全体写真撮影を行った後、青柳副代表補・上席渉外広報官が「My SDGs宣言では、誰が1番かは重要ではなく、皆がそれぞれの場所で自分のできることをやっていくことがSDGs達成にはとても重要。解決策の分からない問題に立ち向かい、Course of Actionを変えることによって未来を変えていくことのできる人がリーダーであり、ユースとはSDGsの課題で困難に直面している人たちに将来何かを与えることのできる可能性を持つ人々。国連や一部の人の活動ではなく、今日皆さんが書いた宣言や意志が固まり、他のリーダーシップと合わさり連鎖が起こることでSDGs達成は可能になる」というメッセージを伝え、イベントを締めくくりました。参加者には、協賛企業である、ケニアのバラを直輸入し、現地で女性のエンパワメントを行うAFRIKA ROSEからのバラが配られ、イベント終了後も会場内では参加者と学生団体、参加者同士の交流やSNSを通じた発信が活発に行われました。

(まとめ:UNDP駐日代表事務所インターン 小川結)