『国際女性の日2010 国連公開シンポジウム』(3月8日於;日経ホール)開催報告

2010/03/31

(中央)紺野美沙子 国連開発計画(UNDP)親善大使、ほか左から北澤豪 JICAオフィシャルサポーター、 有森裕子 国連人口基金(UNFPA)親善大使、アグネス・チャン 日本ユニセフ協会親善大使 PHOTO:UNDP


『国際女性の日2010 国連公開シンポジウム』に 紺野美沙子国連開発計画親善大使と村田俊一駐日代表が出演しました。

3月8日「国際女性の日」は、女性の可能性を広げるために平等、安全、開発、組織への参加のために行ってきた努力を祝し、今後のさらなる前進に向けて話し合う場として設けられた記念日です。
当日は、日経ホールにて国連広報センターとともに駐日国連諸機関/日経新聞主催による『国際女性の日2010 国連公開シンポジウム』平等の権利と機会:すべての人のための前進-北京+(プラス)15:ジェンダーの平等と開発、そして平和-が開催されました。

シンポジウムは紺野美沙子 国連開発計画(UNDP)親善大使をはじめとした国連機関の親善大使によるトークセッションで始まりました。紺野親善大使は、自身が訪れたカンボジアで実施されているHIV/エイズとともに生きる女性たちが社会から取り残されずに収入を得られるようにする支援、モンゴルで実施されている女性の所得向上支援などのUNDPが実施するプロジェクトを紹介し、途上国の女性たちの現状を報告しました。そして、教育が受けられない、社会に参画することができない、などの社会的地位が十分に与えられていない女性たちの支援のために、UNDPだけでなく、国連機関全体が力を合わせて活動している『ひとつの国連』の取り組みを紹介しました。
 さらに、岩田喜美枝 株式会社資生堂代表取締役取締執行役員副社長による基調講演、男性パネリストがジェンダー意識改革について論じ合う「メンズ・パネルディスカッション」などが行われ、最後には福島みずほ 内閣府特命担当大臣のご挨拶、そして村田俊一UNDP駐日代表も参加した「国際女性の日」を祝う共同セッションが開催されました。

共同セッションでは村田俊一 UNDP駐日代表が自分自身、UNDPに勤務するなかで自らのジェンダーに対する意識が変わったことを述べ、「男性の意識が変わらずして女性のエンパワーメントは実現しません。これらからも男性の意識改革を促進するために、国連や日本政府関係者はこのような男性を巻き込んだイベントをさらに展開してゆく必要があります。そして、ジェンダー問題を現代社会の課題として、生徒や学生たちに教える教育の構造改革も必要とされています。」と、すべての女性の社会参画を実現するには、男性の努力が重要であることを呼び掛けました。さらに、同日にインドのデリーで世界発表となったUNDP発行の『アジア太平洋人間開発報告書- Power、 Voice and Rights: A Turning Point for Gender Equality in Asia and the Pacific』を紹介し、アジア太平洋地域におけるジェンダー格差の深刻さ、そして女性のエンパワーメントは開発目標の達成、経済成長の促進や持続可能な開発において不可欠であることについて説明しました。

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