UNDP、上智大学が教育連携協定を締結

2014/10/23

協定締結のサインを終え、握手をする近藤哲生UNDP駐日代表=左=と、 上智大学の早下隆士学長 Photo: UNDP Tokyo/Yukiko Abe

国連開発計画(UNDP)は10月23日、上智大学と包括的な教育連携協定を締結しました。今後、グローバル人材の育成や大学での講義などで協力していく予定です。

同日夕方から、UNDPの近藤哲生駐日代表、上智大学の早下隆士学長等出席のもと、調印式、記者会見を開催しました。近藤代表は「これからの世界の開発課題を解決していくためには、英知と実力を持った若い世代の育成、存在が不可欠です。多くの国際人材を輩出してきた日本でも有数の大学、上智大学と連携協定を結べることを大変光栄に思います。これを機に若い世代との対話、先生方との学術的対話を深めていくことを期待しています」と述べました。早下学長は「国連を代表する機関と連携が締結できたことは非常に名誉で、嬉しいことであります。地球的課題に対して果敢にチャレンジする人材を、国籍の枠を超えて積極的に育成していきたい」と語りました。

続いて、同大学で開催された国際シンポジウム「国連の使命と取り組み、若者への期待」にも近藤駐日代表が登壇しました。グローバル人材として世界で活躍するための学生時代の過ごし方やキャリア形成のアドバイス、自身がこれまで勤務したニューヨーク、コソボ、チャド等での開発業務について講演しました。シンポジウムにはWFP日本事務所代表、UNHCR駐日代表も登壇し、現職にいたるまでの生い立ち、キャリア構築の話や各機関の紹介もされました。会場には、高校生も含む多くの若い世代、既に開発現場で業務に従事されている方、一般の方など約150人が集いました。

UNDPは世界177か国で開発プロジェクトを実施し、地球規模の課題への政策提言等で“知的リーダーシップ”を発揮する組織ですが、未来を担う若手の人材育成にも積極的に貢献しております。大学との連携協定を結ぶのは、明治大学、立教大学、国際大学の3大学が実施する「国際協力人材育成事業連携」に続いて、4大学目となります。ほかにも、小中学生向けのイベント、高校生、大学生、一般を対象にした講演会なども開催しています。

上智大学は2014年6月に、国連と世界各国の高等教育機関とのパートナーシップを結ぶ取り組みである「国連アカデミック・インパクト」に参加。今年度、文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援」事業にもグローバル化牽引型大学として採択されています。既に国連世界食糧計画(WFP)とも教育連携を結んでおり、今回はUNDPに加えて、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)とも連携締結をしました。

 

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