ヘレン・クラークUNDP総裁および中満泉UNDP危機対応局長の来日報告(2015年8月27-9月1日)

2015/09/01

Photo: UNDP Tokyo/Yukiko Abe


2015年8月27日から29日、ヘレン・クラーク国連開発計画(UNDP)総裁は、日本政府他の共催による「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム」(World Assembly for Women in Tokyo、略称:WAW! Tokyo 2015)に参加するために来日しました。また中満泉UNDP危機対応局長も同シンポジウムに参加するために8月28日から9月1日に来日しました。クラーク総裁はシンポジウム出席の他に、安倍晋三内閣総理大臣との昼食会に出席し、岸田文雄外務大臣との会談を行いました。また、人間の安全保障を推進する議員連盟との朝食会に出席、日本メディアからのインタビューも受けました。中満局長も外務大臣との会談および議員連盟との朝食会に出席した他、山口那津男公明党代表他への表敬を行いました。

1.WAW! Tokyo 2015への出席
クラーク総裁は、WAW!Tokyo 2015において8月28日にハイレベル・パネル「女性と経済」に出席しスピーチを行い、女性政治家として首相になるまでの歩みや国連での経験を踏まえ、女性も男性もその可能性を追求できる社会づくりを力強く訴えました。29日にはスペシャル・セッション「トイレを通じた女性のエンパワーメントの実現」に出席しスピーチを行い、公衆衛生の重要性、国連機関の取り組み、持続可能な開発目標における公衆衛生について語りました。また同日、中満局長はハイレベル・セッション「女性と平和構築」に出席し、人道・平和構築・開発と多岐にわたる国連での経験をもとに議論に参加致しました。

2.安倍総理大臣との昼食会、岸田外務大臣との会談
8月28日にクラーク総裁がプムジレ・ムランボ=ヌクカUN Women事務局長、ザイナブ・ハワ・バングーラ紛争下の性的暴力担当国連事務総長特別代表他と共に参加した安倍総理大臣との昼食会では、安倍総理大臣より、今次WAW! Tokyo2015への参加について謝意が表明された他、各機関の活動における女性の役割の強化の必要性について発言がありました。これに対し、クラーク総裁他より、女性の活躍促進に向けた安倍総理大臣のこれまでの貢献への高い評価が述べられ、今後ともWAW!を継続して実施してほしいとの希望を述べました。

8月29日の岸田外務大臣との個別会談においては、岸田外務大臣より、WAW! Tokyo2015へのクラーク総裁の参加に対して同様に謝意表明があり、女性のエンパワーメント,気候変動、防災、保健等の共通の重要課題で、UNDPとの連携を強化していきたい旨、また、来年ケニアで開催される第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)の成功、持続可能な開発のための2030アジェンダ実施やUNDPにおける邦人職員増強等についても協力を進めていきたい旨述べられました。クラーク総裁からは、今回の日本政府のシンポジウム開催のイニシアティブを高く評価するとしつつ、共通の重要開発課題の解決に向けて日本と緊密に協力していく、日本人職員の増強に向け更に取り組んでいく旨等述べました。

3. 人間の安全保障を推進する議員連盟との朝食会
クラーク総裁と中満局長は8月28日、高村正彦会長をはじめ人間の安全保障を推進する議員連盟との朝食会に参加し、ネパール地震、エボラ出血熱、ミャンマー洪水などに対するUNDPの対応を報告すると共に、持続可能な開発目標(SDGs)、気候変動等について意見交換を行いました。

4. 国会議員への表敬
8月31日、中満局長は山口那津男公明党代表、遠山清彦衆議院議員、谷合正明参議院議員を表敬し、ミャンマーの洪水や少数民族問題に対する対応、国連の邦人職員増強など多岐に渡る分野について意見交換をしました。更に9月1日には秋葉賢也衆議院議員を表敬し、東北やネパール、ミャンマーなど自然災害発生時の危機対応や国際社会の役割について意見交換を行い、中南米地域の開発、邦人職員増強なども議論しました。

 

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