SHIPビジネスワークショップ in 横浜
SDGsから読み解くアフリカの未来
2018年7月25日
国連開発計画(UNDP)駐日事務所とJapan Innovation Network (JIN)は、来年に控えているアフリカ開発会議(TICAD)7の横浜開催に向け、アフリカでのビジネス展開または持続可能な開発目標(SDGs)にご関心のある企業の皆様を対象としたワークショップを開催することにいたしました。同ワークショップには、UNDP本部アフリカ局のシニア・エコノミスト並びにアフリカからの留学生が参加し、現地の最新の状況に寄り添った議論を展開していきます。
現在アフリカ全土には700社を超える日本企業が進出しており、その数は年々増加傾向にあります。本年5月には南アフリカ共和国にて「日・アフリカ官民経済フォーラム」が開催され、日本企業約100社、アフリカ企業約400社、第三国企業や国際機関を含む合計約2,000人が参加しました。来年開催されるTICAD 7では、更なるアフリカへの投資拡大と日・アフリカ間の経済協力関係強化が見込まれております。
今回のワークショップに集まって頂いた皆様には、アフリカの経済とビジネスの概況、SDGsとビジネスの関係についてのご説明、またアフリカに進出中の企業の事例紹介をさせて頂いた後、アフリカの抱える課題をSDGsの視点から考えて頂き、課題解決につながるビジネス・コンセプトを考えるグループワークにご参加頂きます。ワークショップ終了後には参加者間でのネットワーキングの為の懇親会をご用意しております。
日 時: 2018年8月3日(金)14:30~17:30
- 14:30-17:00 講義&ワークショップ
- 17:00-17:30 懇親会
場 所: YCCヨコハマ創造都市センター
(http://yokohamacc.org/rs/ )
対 象: 主に企業の方々(80名)
参加費用: 無料
参加申込: 登録サイトはこちら(定員に達し次第締め切らせていただきます。)
プログラム:
- アフリカ経済とビジネスの概況:UNDPシニア・エコノミスト (20分)
- 持続可能な開発目標(SDGs)とは- SDGsとビジネスの関係-:JIN (20分)
- アフリカ進出企業の事例紹介 (20分
- ビジネス・コンセプトを考えるワークショップ (80分)
- まとめ (20分)
言 語: 英語と日本語 (逐次通訳(英語→日本語)あり)
主 催: UNDP、Japan Innovation Network(JIN)
後 援: 横浜市
登壇者
ナイジェリア大統領府やIMF、UNDPのアフリカ事務所数か国での勤務経験を有し、UNDPアフリカ局のブレインとしてアフリカの人間開発報告書、経済報告書、SDGs報告書といったUNDPの主幹レポートの執筆を統括するとともに、UNDPのアフリカにおける支援政策策定に中心的役割を果たしてきた。数多くのアフリカ政府にて国家開発計画策定支援の経験も有しており、今回のワークショップではアフリカにおける経済とビジネスの最新動向をご紹介します。
ソフトバンクグループの開発会社に新卒入社し 大規模システム開発やプロジェクトリーダーとして活躍した後、米国の技術開発スタートアップに参画し日本国内のCTOとして経験を積み起業に至る。 2011年より、ルワンダでのオフショア開発に着手。現地のパートナー会社「WiredIn LTD」の立ち上げにも関わる。 2015年9月にWiredIn LTDの日本ブランチとなる「WiredIn Japan Inc.」を設立し、代表に就任。今回のワークショップでは単純なコストダウンとしてのオフショア開発から、優秀な人材を活用し、今後より不足することが予測される圏内のエンジニアリングリソースを補完できる品質や対応力をもつオフショア先として、新しいオフショア開発の価値を提示している同社のビジネスについてご紹介頂きます。
2018年4月、日本の開発コンサルタント会社として初めてアイ・シー・ネット株式会社がアフリカでの現地法人を立ち上げた際、CEOに就任。アフリカへのビジネス進出に関する従来のコンサルティング業務だけでなく、日本食品のケニアへの輸出事業と小売業を開始。今回のワークショップでは、健康志向が高まりつつあるケニアにて日本食品を通し「日本の食文化=健康的なライフスタイル」といった新たな価値を生み出している同社のビジネスについてご紹介頂きます。