SDGs達成へ マルチセクター・パートナーシップ の推進

UNDPと神奈川県の連携によるTICAD7公式サイドイベント

2019年7月24日

English

8月28日から30日まで、パシフィコ横浜にて第7回アフリカ開発会議(TICAD7)が開催されます。UNDPは、公式サイドイベントとして、神奈川県と共催で、SDGs達成に向けたパートナーシップやイノベーションの重要性に関するフォーラムを開催します。

日本とアフリカのSDGs達成に向けたパートナーシップについて、国・自治体によるローカライゼーションや起業家によるイノベーションの推進といった先進的事例や知見を共有し、相互の学びの機会とパートナーシップ構築の場を提供します。


日時 2019年8月29日(木)11:00~12:45 *時間が変更になりました。

場所 パシフィコ横浜 展示ホールB01

共催 国連開発計画(UNDP)、神奈川県

言語 英語・日本語・仏語 (同時通訳あり)

定員 500名

申込 こちらより要事前申し込み (どなたでも参加できます)

参加費 無料

フライヤーのダウンロード (登壇者詳細など)


プログラム

  1. 開会挨拶
    • - 阿部俊子 外務副大臣
  2. オープニングセッション「SDGsのローカライゼーションとマルチセクター・パートナーシップ」
    • 登壇者
    • - アヒム・シュタイナー UNDP総裁
      国連開発グループ(UNDG)の副議長も兼任。持続可能な開発と気候変動、国際協力の分野で30年以上に渡りリーダーシップを発揮。これまで国連の複数の機関にて世界の課題に人道と開発の両分野から対処してきた。2006年から2016年まで国連環境計画(UNEP)事務局長を務めた。
    • - 黒岩祐治 神奈川県知事
      2011年から神奈川県知事を務める。国から選定されるSDGs先進自治体に都道府県では唯一選定。自治体主導でSDGsを推進する「SDGs日本モデル宣言」を全国に呼び掛け、140を超える自治体の賛同を得て発表。国連本部での「SDGsハイレベル政治フォーラム」で県のSDGsの取組みや「SDGs日本モデル宣言」を世界に向けて発信した。
    • - ロイ・マリーク・ロウェ ガンビア共和国バンジュール市長
      ガンビア首都・バンジュール市で生まれ育ち、初めての女性市長となる。スウェーデンの児童福祉委員会にて勤務経験を持つ。技術研修や起業家育成を通じた若者と女性のエンパワーメントを重要政策の一つとして掲げ ている。
  3. パネルディスカッション「SDGs達成に向けたイノベーションの実践」
    • 登壇者
    • - イフエインワ・ウゴチュク氏 トニー・エルメル財団 CEO(ナイジェリア)
      弁護士であり、アフリカ人として初めてトニー・エルメル財団CEOに就任。同財団のイニシアティブの企画実施を統括。1億米ドルをアフリカの起業家育成に投じるトニー・エルメル財団にて、2019年には記録破りの数の起業家を選出した起業プログラムの立役者。
    • - パトゥ・ンダンゴ・フェン氏 Closed-Loop System Ventures 創設者(カメルーン
      ゼロ・ウエスト活動家であり、循環経済の戦略立案者。廃棄物を消費財へと転換する社会的企業であるClosed-Loop System Venturesの創設者。野外ごみ集積場や埋立地の廃棄物量を減らす活動を行うNPO団体CLSV Foundationの創設者兼代表。
    • - シャミム・ナブマ・カリサ氏 CHIL A.I Lab 創設者(ウガンダ)
      Chil -Artificial Intelligence Labの創設者。ナイジェリア首都ラゴス最大手のインキュベーションセンターであるCo-Creation Hub (CcHUB)とグーグル主宰するピッチツアーin Asiaのファイナリスト。2018年エルメル起業家プログラム卒業生。Awief Social Impact Award受賞者。
    • - 北川 力氏 WOTA(株)代表取締役
      石川県出身。石川高専、筑波大学、東大大学院を通して、水に関わる研究を継続。水処理技術から上下水道整備計画まで、広範な専門知識を持つ。修士課程では、これから日本が迎える人口縮小時代における下水道の財政的課題に関する研究で、論文賞を受賞する。東京大学大学院博士課程退学。
    • - 出雲 充氏(株)ユーグレナ代表取締役
      2005 年株式会社ユーグレナを創業、代表取締役社長就任。世界初の微細藻類ミドリムシ(学名:ユーグレナ)の食用屋外大量培養に成功。世界経済フォーラムYoung Global Leaders、第一回日本ベンチャー大賞「内閣総理大臣賞」(2015年)受賞。著書『僕はミドリムシで世界を救うことに決めた。』(小学館新書)。東京大学農学部卒。
    • - 西口 尚宏氏(一社)Japan Innovation Network 専務理事
      SDGsをイノベーションの機会として捉え、企業の技術とノウハウを活用してSDGsの達成をめざす「SHIP(SDGs Holistic Innovation Platform)」を2017年よりUNDPと共同運営。大企業・中堅企業からイノベーションを興す活動に注力し、各国のスタートアップとの連携も強力に推進。ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院卒。