UNDPが国際援助の透明性において国際機関をリード

2013/10/23


【ニューヨーク】
国連開発計画(UNDP)は、本日発表された援助の透明性を測る主要なグローバル・ランキングで、トップクラスの国際機関と位置付けられました。

援助の透明性を促進する国際的な取り組みである「Publish What You Fund」が発表した2013年援助透明性指標で、UNDPは今年、情報公開分野において国際基準を上回る「意欲的」な取り組みをしたと認められ、評価対象となった67の世界の主要援助機関(ドナー)の中で第4位に選ばれました。

Publish What You Fund報告書の執筆者は「UNDPは国際援助透明性イニシアティブ(IATI)の公開資料を大幅に改善し、IATI対象分野の88%を公表する計画を含む実施スケジュールを更新したが、これらは称賛に値する」と記しています。


IATIは、よりタイムリーで、正確で、包括的な援助情報を共通の国際基準として設定しています。援助資金がどのように使われているか照合できるオンライン・データベース上で、資金の流れ、予算、成果、実施場所、タイムラインおよびプロジェクト・ドキュメントを公開しています。これはドナー国の説明責任を強化するだけでなく、開発途上国が自国の優先事項や予算と、ドナーからの支援を合致させ、最終的に援助の効率性を最大限に高めることを可能にします。

IATIには、政府開発援助の76%をカバーしている、170以上の国家、国連機関、多国間銀行、NGOsがそれぞれ情報を提出しています。また、20以上の被援助国がこのイニシアティブを支持しています。

IATIへの当初からの参加機関として、UNDPは2011年11月から国際基準に基づき報告を行っており、時には国際透明性基準を上回る内容を公表しています。最近では、オンライン上のポータルサイトを立ち上げ、177か国・地域における6000件以上のUNDPのプロジェクトの詳細と、計58億米ドル以上のプロジェクトのデータを公開しています。

UNDPのヘレン・クラーク総裁は「透明性は、我々の活動の心髄です。UNDPは長年説明責任を果たすことを、また、開発のために委託された資金をもっとも効果的かつ高い透明性を持って活用することを誓約しています」と語りました。

情報公開への継続的な取り組みは、今年9月にUNDPがIATI事務局の長に指名されたことでも認められています。UNDPは、国連プロジェクト・サービス機関(UNOPS)、ガーナ政府、スウェーデン政府、イギリスを拠点とするNGO「デベロップメント・イニシアティブ」で構成されるコンソーシアムを主導し、国際援助の透明性を高め続けるため、177か国・地域におよぶ自らの活動領域を活用していきます。IATI事務局は既に自らの基準の利点を実証するための試験的なプロジェクトを開発途上国の現場で実施しています。

クラーク総裁は「IATIでの新たな役割によって、UNDPは開発協力の透明性を高める国際的な取り組みの最前線に立ち、援助資金の用途に関する情報公開のIATI共通基準を今後さらに充実させていきます」と話します。

2013年、UNDPは組織内の会計監査報告書の公開を始めました。また、予算報告を年一回から、現行の四半期ごとに変更した上で、国家レベルよりも掘り下げた地理的データを活用しながら開発支援活動と成果を測るための枠組みを詳述しています。

UNDPは率先して情報公開方針を最新のものにすることで、欧州投資銀行とともに、援助透明性指標に記載されている国際機関による情報公開の優良事例となれるように取り組んでいきます。

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