UNDPが〝透明性〟のグローバル・リーダーに

2014/10/08

 

【2014年10月8日、ニューヨーク】
国連開発計画(UNDP)は、本日発表された有力なグローバル・ランキングで、最も透明性の高い援助機関として認められました。

この「2014年援助透明性指数」は今年、UNDPが国際基準を超える情報の公開を行ったことを「素晴らしい業績」と称え、全世界68の援助機関の総合評価で第1位に認定しました。

透明性の提唱と測定を行う非営利組織「Publish What You Fund」は「UNDPが組織の情報公開の質を大幅に改善したことは称賛すべきだ」と述べています。

この指数は、よりタイムリーで正確かつ包括的な援助情報の提供に向けた共通の世界的指標を定める「国際援助透明性イニシアティブ(IATI)」基準に依拠するものです。資金の流れや予算、成果、さらにはプロジェクトの実施場所やスケジュール、ドキュメントがオンライン・データベースに公表されて、援助資金の使い道が追跡できるようになっています。これはドナー国の説明責任を強化するだけでなく、開発途上国が自国の優先事項や予算と、ドナーからの支援を合致させ、最終的に援助の効率性を最大限に高めることを可能にします。

IATI基準を使用する国や国連機関、多国間銀行、NGOは280を超えるほか、IATIに支持を表明した被援助国も20か国を超えています。

UNDPはIATIへ当初から参加し、2011年、国際基準に基づく情報公開を開始しました。それ以来、UNDPは常に国際透明性基準を充足、さらには超過し、UNDPが運営するイノベーション性に富むポータルサイト(open.undp.org)では、177の国と地域で展開中の1万件を超える開発プロジェクトの詳細と、総額58億米ドルを超えるプロジェクトのデータが公表されています。

ヘレン・クラークUNDP総裁は「透明性は私たちの活動の真髄です。オープンで透明な業務を心がける私たちの取り組みが評価され、嬉しく思います。UNDPは、イノベーションを促進し、委託された資金の最善の活用を最大限に確保し、すべての人のための持続可能な未来の育成を加速するため、開かれた作業を続ける決意です」と語っています。

この透明性に対する一貫した積極的な取り組みは、UNDPが昨年、IATI事務局のトップに指名されたことでも認められています。UNDPは国連プロジェクト・サービス機関(UNOPS)、ガーナ政府、スウェーデン政府、英国を本拠とするNGO「デベロップメント・イニシアティブ」で構成されるコンソーシアムを主導し、177の国と地域への大きな浸透力を活用して、国際開発協力の透明性向上に取り組み続けています。

クラーク総裁は「IATIでの新たな役割によって、UNDPは開発協力の透明性を高める国際的な取り組みの最前線に立ち、援助資金の用途に関する情報公開のIATI共通基準を今後さらに充実させていきます」と話しています。

UNDPは内部監査報告書の開示も行っているほか、昨年からは年1回の予算報告に代え、国家レベルよりも掘り下げた地理的データを活用しながら、活動内容と成果測定の枠組みを詳細に記した月次報告を公表しています。

UNDP Around the world

You are at UNDP Tokyo 代表事務所
Go to UNDPグローバル