ウガンダで手洗いと衛生管理を促進し、健康リスクと闘う ~サラヤが「ビジネス行動要請(BCtA)」に参加~

2014/11/12

【2014年11月12日、ニューヨーク、東京】
洗浄剤、消毒剤などの衛生製品を製造・販売するサラヤ株式会社(以下、サラヤ)は、ウガンダにおける予防可能な病気の拡大を防ぐ取り組みで、「ビジネス行動要請(Business Call to Action: BCtA)」に参加しました。サラヤは、同社のアルコール手指消毒剤を普及させることによって、東アフリカ地域での感染症の拡大を防ごうとしています。2016年までに、同社はウガンダにおける、医療従事者のコンプライアンスレートの向上と、現地生産・販売の拡大をめざしています。

ウガンダで子どもの死亡要因となっている病気の75%が、適切な衛生環境を整備することによって予防可能だと言われています。サラヤは2010年より、同国で手洗いの普及と衛生環境の改善を進めてきました。独立行政法人国際協力機構(JICA)や現地の関係機関とともに同社は、2012年に、アルコール手指消毒剤を使用した感染症の予防効果を測る調査と院内感染予防に向けた医療従事者の教育を特定の病院で開始しました。この結果、サラヤのアルコール手指消毒剤が、帝王切開後の敗血症、ならびに小児科病棟における下痢性疾患の件数削減に効果があることが証明されました。

この消毒剤の普及をはかるため、同社は東アフリカ地域でアルコール手指消毒剤の生産・流通・販売を行う現地法人をウガンダに立ち上げました。製品の主要原料となるバイオエタノールを現地で調達して、製品の調達から販売までの全てのバリューチェーンを現地で構築し、より購入しやすい価格で現地の人々に製品を提供できるように努めています。

BCtAプログラムマネージャ代理のサバ・ソバーニは「サラヤの取り組みによって、とくに子どもの死亡率が高い国々の公立病院において、感染症の予防、および健康促進に重要な手洗いとコンプライアンスレートの改善が期待されます。このような企業がBCtAに参加したことを非常に嬉しく思います」と述べています。

サラヤはさらに、手指衛生の重要性の認知をはかるため、現地の大学の卒業生を雇用して研修を行ったあと、彼らを衛生インストラクターとして病院に派遣し、医療従事者に向け、手指消毒剤を使うことによって、どのように衛生環境の改善を図ることが可能か、啓発活動をしています。

サラヤの更家悠介 代表取締役社長は「当社は、発展途上国の食品衛生、公衆衛生、そして院内感染の予防に貢献したいと願っています。ウガンダやカンボジアでは、母親や子どもの健康を守るための衛生管理の改善ポロジェクトを開始しました。今後、食品の生産や流通の改善を通じて、当社製品の付加価値向上にも取り組む予定です」と述べています。

サラヤは、2017年までにウガンダの100の病院、その他の東アフリカ地域の国々の300の病院に、ウガンダで製造した同社の製品を供給することを計画しています。

ビジネス行動要請(Business Call to Action: BCtA)は、民間企業が、商業的な成功と持続可能な開発を両立する革新的なビジネスモデルを構築することを支援する世界的なイニシアティブ(取り組み)です。オランダ外務省、スウェーデン国際開発協力庁、イギリス国際開発局(DFID)、アメリカ合衆国国際開発庁(USAID)、UNDP、国連グローバル・コンパクト、クリントン・グローバル・イニシアティブの協力によって推進され、ミレニアム開発目標(MDGs)の達成を促進することを目的としています。BCtA企業は年1回、その取り組みに関する進捗状況を報告することになっています。BCtAの詳細については、ウェブサイト(英語)をご覧下さい。Twitterのハッシュタグは、@bctainitiative

 

 

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