世界のリーダーたちが持続可能な開発目標(SDGs)を採択

2015/09/25

 


【2015年9月25日、米国・ニューヨーク】
150人を超える世界のリーダーたちが2015年9月25日、「国連持続可能な開発サミット」で、持続可能な開発目標(SDGs)を含む「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を採択しました。国連開発計画(UNDP)は、この新たなアジェンダに取り組み、今後15年間、目標の実現に努める世界各国の政府を支援します。

17の持続可能な開発目標(通称「グローバル・ゴール」)は貧困、飢餓、不平等に終止符を打つこと、気候変動と環境に関する対策を講じること、医療と教育へのアクセスを改善すること、強力な制度とパートナーシップを構築すること等を狙いとしています。

ヘレン・クラーク総裁は「私たちは、気候変動の最悪の影響を阻止できる最後の世代であると同時に、貧困を根絶できる富と知識を備えた最初の世代でもあります。これを実現するためには、私たち全員が大胆なリーダーシップを発揮する必要があります。持続可能な開発目標(SDGs)の達成という課題に向けて立ち上がる用意が国際社会全体にあれば、持続可能な開発を達成し、それによって人々と地球の前途を明るくする可能性が開けます」と語りました。

各国の開発支援に50年の経験を誇るUNDPは、SDGsの達成を目指す多くの政府が、真っ先に支援を要請できる期間となることでしょう。

MDGsからSDGsへ
SDGsはミレニアム開発目標(MDGs)、すなわち、世界が2015年までに達成を約束した8つの貧困対策目標を土台にしています。2000年のMDGs採択以降、大幅な進捗が見られてはいるものの、更なる対応が必要な課題は依然残っています。

SDGsは更に意欲的なアジェンダを掲げており、貧困の削減ではなく、貧困の完全な解消を目的とし、健康や教育、ジェンダーの平等につき、より高い目標を盛り込んでいます。目標は普遍的であるため、すべての国と人に適用されます。アジェンダには気候変動や持続可能な消費、技術革新、すべての人にとっての平和と正義の重要性など、MDGsでは取り上げていなかった問題も含まれています。

目標の浸透に向け、全世界でソーシャルグッド・サミットを開催
新たに採択されたSDGsに対する認識を高めるため、UNDPは持続可能な開発サミットと並行して、100か国以上でソーシャルグッド・サミットを開催しています。UNDPはソーシャルグッド・サミットのプラットフォームと支持者を活用し、世界各地の政府とパートナーによるSDGsの立ち上げを支援するとともに、全世界でのグローバル・ゴールの知名度アップに貢献します。

UNDPは「プロジェクト・エブリワン(Project Everyone)」との連携もしています。映画監督で「コミックリリーフ」の仕掛人でもあるリチャード・カーティス氏が立ち上げた「プロジェクト・エブリワン」には、7日間に70億人とグローバル・ゴールをシェア(共有)するという、単純ながら壮大な狙いがあります。

UNDPはSDGsに関する会話を決定づける重要なパートナー
国連で貧困根絶の任務を主導する機関として、UNDPは新たなグローバル開発アジェンダの策定に中心的な役割を担ってきました。UNDPは、市民社会や民間セクター、全世界の人々と連携しながら、SDGs策定に向けた世界の優先課題は何かを決定し、2030アジェンダの策定プロセスをオープンで、透明かつグローバルなものにしようとする各国政府の取り組みを支援しました。

UNDPは2012年以来、国連開発グループ(UNDG)を代表し、新しいアジェンダに何を盛り込むべきかに関するグローバルな協議を主導してきました。この会話では、一般市民の誰もが参加できる形でインターネットと紙で実施した「マイワールド(MY World)」調査や「私たちが望む世界2015」プラットフォームを通じて参加した800万人以上をはじめ、全世界の人々から意見や貢献を募りました。

クラーク総裁は「UNDPは、新しいアジェンダと持続可能な開発目標(SDGs)の実現にカギを握る、強力なグローバル・パートナーシップの構築に全力を傾けています」と語りました。

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