UNDPと日本、イラクの安定化と強靭性の支援で連携へ

2016/03/28


日本政府は、イラクの安定化とレジリエンス構築に協力する国連開発計画(UNDP)の活動を支援するため、2350万米ドルの資金を拠出することになりました。日本からの拠出金は、UNDPの「即時安定化資金(FFIS)」と「イラク危機対応・レジリエンス計画」を通じて提供される予定です。

UNDPの安定化資金は、解放地域で民生インフラを復旧し、地域経済の発展を促し、政府の能力を高め、コミュニティの和解を推進するための即効的支援を提供するものです。一方、UNDPのレジリエンス計画は、社会的緊張度が高く、コミュニティが危機の影響への対応に苦慮している地域を支援するものです。2つのプログラムは共に、イラクおよびレバントのイスラム国(ISIL)によって破壊された生活の再建を図る家族に対する支援を主な目的としています。

バグダッドでの署名式に臨んだリズ・グランデUNDPイラク常駐代表兼国連イラク常駐人道調整官は「人々は大きな苦難を背負ってきました。家族が安全に、そして尊厳をもって新たな解放地域に戻れるよう手助けをすることは、国際社会がイラクでできる重要な活動のひとつです。日本は最大の、極めて寛大なドナーであり、その拠出金は、数十万のイラク国民に将来への希望を与えることでしょう」と語りました。

岩井文男・駐イラク特命全権大使は「今般、2350万ドルのUNDPへの支援を発表できることをうれしく思います。このうち1600万ドルはFFISに拠出されます。これによって、日本はFFISに対する最大のドナー国のひとつとなります。私は今回の支援により、解放地域の安定化が進展し、避難民の帰還が進展することを強く期待します。日本は昨1月、イラクの国内避難民(IDP)を支援するため、国連機関のほか、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)や日本のNGOに対して1億500万米ドルの拠出を決定しました。2014年以降,日本はシリア難民支援とIDP支援のために、2億5600万米ドル以上を拠出しています。私たちは他のドナーに対しても、引き続きの対イラク支援を呼びかけたいと思います」と語っています。

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