国連開発計画(UNDP)と早稲田大学が 包括的な連携協定を締結

2016/12/14

Photo: Yukiko Abe/UNDPTokyo


国連開発計画(UNDP)(駐日代表:近藤哲生)と早稲田大学(総長:鎌田薫)は2016年12月14日、包括的な連携協定を締結しました。同協定は、それぞれが持つ資源や機能等を活用して、人的交流の実施、共同でのセミナー、また、学生・卒業生・修了生のインターンシップ受け入れなどを推進するものです。

UNDPは国連機関の一つで、世界約170か国で活動をし、持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けた開発プロジェクトを実施しています。また、主要な国際会議等で地球規模の課題への解決に向けた政策提言等で“知的リーダーシップ”を発揮するほか、未来を担う若手の人材育成にも積極的に貢献しています。日本で大学との包括的な連携協定を結ぶのは、明治大学、立教大学、国際大学、上智大学、慶応義塾大学、関西学院大学、京都大学、横浜国立大学に続いて、9大学目になります。ほかにも、小中学生向けのイベント、高校生、大学生、一般を対象にした講演会なども開催しています。

早稲田大学は世界を牽引し世界に貢献する大学を目指し、2032年の創立150周年に向けた中長期計画「Vision 150」を策定しました。文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援事業(トップ型)」の採択によりその取り組みを加速させ、戦略の柱のひとつ「グローバルリーダーとして世界に貢献する人材の育成」の実現のため、これまでに国際連合教育科学文化機関(UNESCO)や経済協力開発機構(OECD)とインターンシップをはじめとする教育・研究に関わる協定を締結してきました。今回のUNDPとの協定締結により双方の関係強化と日本をリードする本学の更なる国際化が期待できます。

都内で開催された調印式では、日本政府主催の「国際女性会議WAW!(WAW2016)」に出席するために来日していたヘレン・クラークUNDP総裁と鎌田薫早稲田大学総長が立会いのもと、近藤哲生UNDP駐日代表と橋本周司早稲田大学副総長が署名しました。

 

鎌田総長は「本学には100か国以上、5000人を超える外国人学生が在籍しており、国内ではトップクラスのグローバル大学である。また、多くの卒業生が国連をはじめとする国際機関で活躍しており、UNDPとの協定締結によりインターンシップの実施等を通じて、国際的に活躍できる学生が増えることを期待している」と語りました。それに対しクラーク総裁は「2030年を達成期限とする持続可能な開発目標(SDGs)の時代に入ったが、取り組むべき課題は多くある。早稲田大学との協定を通じ、さらに多くの若者に国際開発への理解を深めてもらう機会を提供したい」と話し、協定締結によるUNDPと早稲田大学との今後の連携が確認されました。