UNDPのパンダと持続可能な開発目標(SDGs)キャンペーン SDGs目標12のパンダチャンピオンに小松美香さん

2017/02/20

【2月20日、東京】

国連開発計画(UNDP)と中国・成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地は昨年1月、持続可能な開発目標(SDGs)の大使として2頭の赤ちゃんパンダを動物大使に任命することを発表しました。それに合わせ2頭の赤ちゃんパンダの名前を募集する「UNDPパンダ大使」コンテストが開催されました。コンテストでは赤ちゃんパンダ2頭の命名だけではなく17あるSDGsの目標の中でどの目標が自分にとって重要かを説明する動画を制作してもらいました。動画を投稿した横浜市在住の主婦・小松美香さんを含む計17人の優秀者が世界各国から選出され、彼らは〝パンダチャンピオン〟として今年1月8日から14日まで、成都に招待され、環境保全やSDGs等について学びました。

小松さんは幼少期に、東京・上野動物園で、初来日したパンダのカンカンとランランを見て以来、パンダが好きになりました。パンダを見るために国内だけでなく、米国、カナダ、中国といった国を訪れています。今回のコンテストを知り、日本のもったいないという精神と、SDGsの目標12「つくる責任、つかう責任」を絡めて紹介する動画を上野動物園で制作し、選出されました。

成都では、アルジェリア、ヨルダン、ペルーなど世界の各地から選出された〝パンダチャンピオン〟たちと一緒に地元の成都市熊猫路小学校を訪問し、クラスルームごとに分かれてSDG17の目標のパズルや塗り絵、トランプなどのゲームで遊びながら17の目標について皆で話し合いました。また、龍渓-虹口国家級自然保護区で野生パンダ保護のための取り組みについて講義を聞き、監視モニターでの観察、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地でパンダ舎の清掃、竹の洗浄、パンダのおやつづくりなども体験しました。

小松さんは「中国の子どもたちも水の大切さやエネルギーのことなども考えていて、とても感心しました。限られた資源の中で、自然、水など一人ひとりが心がけを持って、大切にしていかなくてはいけないと改めて感じました」と語ります。

また、途上国を含む各国から集まった〝パンダチャンピオン〟との交流を通じて、「教育、平和、日本では当然と思われることが、そうではない国もあります。世界について、そしてより良い世界について考えるよい機会となりました。SDGs達成に向けての一人ひとりの取り組みがとても重要だと気が付きました」と語ります。

UNDPは2頭のパンダ大使、キキ(Qiqi)と ディアンディアン(Diandian)、小松さんを含む17人の〝パンダチャンピオン〟と共に、これからもSDGsの普及、達成に向けて取り組んでいきます。