キルギス電子政府プロジェクトに係る成果を確認

2017/08/24

【2017年8月24日 キルギス・ビシュケク】

キルギス共和国政府の登録局において、電子政府プロジェクトに関するイベントが行われました。このイベントには、ダスタン・ドゴエフ登録局長官の呼びかけによって、ジハン・スルタンオール国連事務次長補兼国連開発計画(UNDP)総裁補兼欧州・独立国家共同体(CIS)地域局長、山村嘉宏在キルギス共和国日本国特命全権大使、アリョーナ・ニクリータUNDP常駐代表代行が出席しました。

UNDPは日本政府との合意により、「電子政府システム設立のための国家統一住民登録支援計画」及び「2015年から2017年までの選挙における投票者本人確認手続自動化計画」という2つのプロジェクトを実施しており、今回のイベントは、これらのプロジェクトを通じて支援されたキルギス政府の電子政府強化の取組を確認するために開催されました。

「2015年から2017年までの選挙における投票者本人確認手続自動化計画」プロジェクトは、開始した2015年から2017年までの間に実施された選挙において、投票者の身元確認のための生体認証機器の設置を支援しました。後継案件として現在実施中の「電子政府システム設立のための国家統一住民登録支援計画」プロジェクトは、2017年3月に開始され、2018年5月まで支援を行います。同プロジェクトでは、電子政府システムによる質の高い公共サービスの提供を実現すべく、一体的かつ本格的なシステム構築を目指し、2017年10月15日に予定されているキルギス大統領選挙のための投票者名簿作成及び生体認証機能付きパスポートを利用した投票者の身元確認を効率的に行うシステムの確立を支援しています。

2つのプロジェクトを通じて、これまで、コンピューターやオフィス機器、スキャナー、プリンター(計950セット)、カメラ(366セット)、ICチップリーダー(700セット)、タブレットPC(200個)、生体認証機能付きパスポートリーダー(5000機)等を登録局の地方事務所や地方自治体の公共サービス向上のために設置しました。さらに、2017年末までに、国内の遠隔地域において公共サービスを提供するための特殊小型バス(16台)や、身分証明書の発行や登録局が保管するデータの安全な管理のための通信チャンネル(VPN)を導入する機器を提供します。

今回のイベントにおいて、ドゴエフ登録局長官が2つのプロジェクトの成果を説明し、実際に設置した機材の操作を実演しました。スルタンオール国連事務次長補は、「本プロジェクトは、キルギス社会のデジタル化の重要な前進だと認識しています。」と述べ、本支援が、日本との連携のもとで、キルギス共和国の民主主義の発展に貢献していることを強調しました。

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