サモア独立国の1,400人の生徒と教師が津波避難訓練に参加

2017/10/12

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Photo credit: UNDP/N.Vaa/2017
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【2017年10月12日  サモア独立国】

国際防災の日に際し、サモア独立国における津波避難訓練に1,400人の生徒と教師が参加し、学校での防災と避難計画について学びました。

訓練は2009年の津波で被害をうけた6つの学校で同時に実施されました。生徒や教師、学校長のために学校における災害対応や避難計画について、このような規模で実施されたのは初めてです。

 

「本日の訓練は一回限りのものではありません。全ての学校の災害計画は、今や学校計画の一部として定期的に検証されるでしょう。」とサモア独立国の災害対策事務所のモリー・ニールセン所長は話しました。

学校での津波対策はサモア政府と日本政府、国連開発計画(UNDP)の間のパートナーシップにより推進されています。避難訓練はサモアの救急消防局、教育省、気象局及びサモア赤十字社との共同で実施されました。

本日の開会式で、青木伸也在サモア日本国大使は「津波で生き延びる事は困難なため、適切に避難することが、命を救うために何より大切です。」と話しました。

サモア独立国とアメリカ領サモアは、2009年の津波で被災し、143人が死亡、数千人にのぼる人が被害に遭いました。危険リスク情報に基づくと、安全な避難地点は全ての学校から少なくとも10分から15分程の距離にあります。これは、生徒が津波警報に対応するために必要とする時間とほぼ同じです。

「私、は2004年にインドネシアで、2009年にはサモアで津波を経験しました。そのため、津波の脅威が現実のものであると知っています。私たちは今日の訓練で、地域社会がすべきことを忘れないようにしたいのです。たった5分から7分の対応時間が生死を分けるのですから。」と、ノトネゴロUNDPサモア常駐副代表は言いました。

訓練の準備の間、生徒たちは仮想現実(VR)のヘッドセットを付け、水面下で周りがどのように見えるのかを体験しました。これはただの楽しい経験というだけではなく、洪水のような出来事に精神的に備えるための訓練として役に立ちました。

「学校における避難訓練は将来の世代が津波のリスクを認識し、どう対応すべきか知るために重要です。」と、ローラ・コン国際津波情報センター所長は述べました。国際津波情報センター、は2009年の津波以前からサモア独立国において活動しており、このプロジェクトにおける重要な技術的パートナーです。

大多数の居住地域や経済活動が海岸沿いに位置しているため、津波はサモアに重大な脅威をもたらしています。

「サモアはトンガ海溝に近いため、常に津波の危険があります。UNDPは、防災対策とリスク軽減に取り組むサモア独立国政府を支援しています。」と、UNDPサモアのアン・ミルバンク防災マネージャーは言いました。

「日本は数え切れないほどの自然災害を経験し、復興してきました。津波についての経験と知識を世界で共有し、可能な限り多くの命を救うことは重要です。」と、JICAサモア事務所の田中所長は述べました。


日本政府からの支援を受け、各国政府と協力してUNDPは津波教育活動と訓練をアジア太平洋地域の以下の18ヵ国で実施しています。バングラデシュ、カンボジア、フィジー、インドネシア、マレーシア、モルディブ、ミヤンマー、パキスタン、パプアニューギニア、フィリピン、サモア、ソロモン諸島、スリランカ、タイ、東ティモール、トンガ、バヌアツ、ベトナムです。

 

問い合わせ先(英語):

Anne Milbank
DRR/DRM Programme Manager, UNDP Samoa
anne.milbank@undp.org

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