新たな持続可能な開発アジェンダ

 
国連開発計画(UNDP)ポスト2015開発アジェンダ・チームを率いるポール・ラッド氏は、各国が新たな開発アジェンダを作り上げ、気候変動に関するグローバルな合意に達する年として、2015年を語っています。

貧困や不平等、気候変動に取り組むリーダーシップを求める声が、全世界で上がっています。こうした要求を行動に移すため、世界のリーダーは2015年9月25日、ニューヨークの国連本部に参集し、持続可能な開発のための2030アジェンダを採択しました。

この2030アジェンダには、今後15年間にわたって政策と資金確保の指針となる新たな17の持続可能な開発目標(SDGs)が盛り込まれています。グローバル・ゴールズとも呼ばれるこれら目標の起点をなすのは、あらゆる場所で、恒久的に貧困に終止符を打つという歴史的な誓約です。

SDGsの理念は、2012年の「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」で生まれました。その目的は、環境、社会、経済という、持続可能な開発の3つの次元をバランスさせ、普遍的に適用可能な一連の目標を作り出すことにありました。

グローバル・ゴールズは、貧困という不遇に取り組むため、2000年9月に世界が合意した15年間にわたる共通のアジェンダ、ミレニアム開発目標(MDGs)を引き継ぐことになりました。

MDGsは、極度の貧困と飢餓の根絶、致死的であるものの治療可能な疾病の予防、すべての子どもたちへの教育機会の拡大をはじめとする開発上の責務を果たすため、測定可能な普遍的合意に基づく目標を確立するものでした。

いくつかの重要な領域で、MDGsは進捗を促進しました。
• 低所得による貧困
• 改良された水源へのアクセス
• 小学校就学率
• 子どもの死亡率

数百万人は、まだその恩恵を受けていません。貧困に終止符を打ち、完全なジェンダー平等を達成し、医療を改善し、あらゆる子どもを学校に通わせるためには、最後の仕上げが必要です。私たちは今こそ、世界に持続可能な道を歩ませなければなりません。2030年を達成期限とするグローバル・ゴールズには、まさにその狙いがあります。

この新たな開発アジェンダは、平和で包括的な社会を推進し、より良い仕事を作り出し、気候変動をはじめとする現代の環境課題に取り組むものとして、すべての国々に適用されます。世界のリーダーは年内に、パリ気候変動会議(COP21、国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)で気候変動に関するグローバルな合意を成立させることになっています。

グローバル・ゴールズは、MDGsが着手した取り組みを完遂するものとせねばなりません。誰も置き去りにしてはならないのです。

MDGsとSDGsについて知る

ミレニアム開発目標(MDGs)の進捗

世界のリーダーたちが貧困を削減するために新たなグローバルなパートナーシップを誓約してから15年たった今、MDGsは大きな変化をもたらしました。続きを見る 

SDG

持続可能な開発目標(SDGs)への移行

国連加盟国は、達成期限を迎えるMDGsに代わる、2016年以降15年間の目標として、SDGsを採択します。続きを見る 

UNDPのパートナーシップ

国連開発計画(UNDP)は、スペイン政府の協力のもと、持続可能な開発目標(SDG)基金を設立しました。MDGSからSDGsへの円滑な移行を目的としています。続きを見る(英語) 

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ビジネス行動要請(Business Call to Action : BCtA)とは、2008年に発足した国連開発計画(UNDP)を含む8つの開発機関・政府が長期的視点で商業目的と開発 目的を同時に達成できるビジネス・モデルを模索し、促進する取り組みです。続きを見る 

世界でのUNDPのパートナーシップ(英語)