UNDPアジア太平洋局2017-2018年成果報告書

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UNDPアジア太平洋局2017-2018年成果報告書

2018年7月20日

2030アジェンダと17の持続可能な開発目標(SDGs)は、持続可能な開発への歴史的な転換点となりました。UNDPは数多くのパートナーと協働しながら、変革を引き起こすソリューションを提供できるよう、責任を持って積極的に取り組んでいます。最も取り残された人々に最初にソリューションを届け、誰も取り残しません。

今回、UNDPのアジア太平洋地域における主要な取り組みをまとめた成果報告書「2017-2018年アジア太平洋局成果報告書 - 大胆に、大きく考える」が出版されました。この成果報告書は、人々の生活を変える変革こそが重要であることを示しています。

変革。それはフィジーでは、何千人もが公共サービスを利用できるようになることを意味します。ラオスでは、変革とは6,500を超えるスタートアップ・ビジネスが誕生することを意味しています。

アジア太平洋地域全体で5,000万人にのぼる人々が新たに投票する権利を獲得し、希望を得ました。また、自然災害に備える包括的な緊急対応計画が策定されたことで、地域に住む100万人に安心感をもたらしました。インドネシアの貧しい農村地域の人々と、中央政府にとっては、伝統的なイスラム金融を社会のために使うという新しい方法こそが変革を意味しています。

本成果報告書では、日本が支援したプロジェクトにより起こった変革もいくつか紹介しています。日本の支援は、アジア太平洋地域の学校が津波への備えを強化することに役立てられています。また、日本の支援により、フィジーの離島に住む人々は、携帯電話を使用して必要不可欠なサービスを受けることが出来るようになりました。

本報告書は、情熱を求め、大胆に考え抜く時代が来ていること、そして、より持続可能で包括的な世界では誰もがより良い暮らしをすることが出来ることを示しています。

Document Type
Regions and Countries