UNDPのエボラへの対応:リベリア

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UNDPのエボラへの対応:リベリア

2014年12月16日

リベリアでは、エボラ出血熱(EVD)の発生による死者と患者の数が最大となっており、救急医療の危機が生じています。首都モンロビアをはじめとする人口密度が高い都市部は、最も感染が広がりやすく、長年続いた内戦収束後、平和と安全、暮らしの復旧に向けて同国が積み重ねてきた前進は、エボラによって逆戻りする恐れが生じています。ゴムや鉱業など、主要な生産・輸出部門が深刻な打撃を受けました。また、農家をはじめとする自給自足型の事業主が、市場に商品を供給できなくなっており、リベリアの経済成長は低下しています。物価上昇が続き、家計所得は過去6 か月間で 35%低下しており、生活に大きな支障が出ています。医療従事者や介護者の大半を占める女性は、特に感染しやすい立場にあります。リベリア政府は国連を含む国際社会の支援を受け、「エボラ対応計画」を発足させました。

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