人間開発報告書2019

2019/12/09

所得を越えて、平均を越えて、現在を越えて:

21世紀の人間開発格差

現在、全世界で同時発生しているデモは、貧困や飢餓、病気への対策でかつてない前進が見られる中でも、多くの社会があるべき姿とは程遠いことを示唆しています。国連開発計画(UNDP)が発表した新たな報告書によると、これらの抗議活動をつなぐ共通点は格差です。

アヒム・シュタイナーUNDP総裁は「鉄道運賃の値上げ、石油の価格、政治的自由の要求、公正と正義の追求など、人々はさまざまなきっかけで、デモに参加しています。これこそ格差の新しい顔と言えますが、今回の人間開発報告書にもあるとおり、格差は解決できない問題ではありません」と述べています。

『所得を越えて、平均を越えて、現在を越えて:21世紀の人間開発格差』と題する2019年版人間開発報告書(HDR)は、多くの人々にとって、基本的な生活水準の格差こそ縮まっているものの、豊かになるために必要なものに変化が見られるとしています。

報告書によると、教育技術気候変動を中心に、新世代型の格差が広がっており、この2つの大転換を野放しにすれば、社会には産業革命以来、見られたことのない「新たな大分岐」が引き起こされるおそれがあります。

例えば、人間開発最高位グループ国では、人間開発低位グループ国よりも固定ブロードバンド加入数が15倍、高等教育を受けた成年人口の割合が6倍の速さで増えています。

「大学に通ったり、ブロードバンドに接続したりといった、これまで『あればそれに越したことはないもの』と見られていたものが、ますます成功にとって重要となる一方で、基本的なものしか与えられていない人々は、将来へのはしごを外されてしまったと感じています」こう語るのは、UNDP人間開発報告書(HDR)室のペドロ・コンセイソン室長です。同室では、単なる経済成長以外の指標を用いて各国の前進を測定するため、さらに総合的な方法を開発しています。

報告書では、所得を越えて、平均を越えて、現在を越えてという3つのステップで格差を分析する一方で、格差は解決できない問題ではないとして、これに取り組むための一連の政策オプションを提案しています。

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