活動事例

 

2012年にUNDPは、60年ぶりの議会選挙に向けて準備が進められていたリビアで、生まれたばかりの民主主義の未来への投資に貢献しました。市民教育従事者の主要グループに訓練を施し、彼らが若者(リビアの公立大学に通う学生50万人とリビアスカウト協会のメンバー1万8000人)に投票や国民参加をさせることができるようにしました。市民社会団体との協力のもと実施されたキャンペーン「マイ・ボイス・フォー・ハー(私の声を彼女に届ける)」では、女性130万人に有権者登録をするよう呼びかけました。

2013年にケニアで実施された選挙において、UNDPは3600万ドルの選挙資金を管理し、暴力防止に取り組みました。投票所スタッフ24万人の研修、暴力事件やヘイトスピーチを発見するための早期警報システムの確立、有権者教育と平和メッセージ普及のためのボランティア約3000人の配備など、さまざまな支援をしました。また、東ティモールでの選挙支援により、女性が国会議席数の38%を占めました。これはアジアで最も高い割合です。

UNDPの民主的ガバナンスプログラムのかなりの部分が、法の改革の推進に向けられています。スリランカでは過去8年間にわたり、UNDPのサポートによる移動文書交付クリニックが、17万5000人以上に対して法的文書申請の支援を行っており、利用者は2012年だけで3万1000人を超えています。200万件以上の文書が電子化され、婚姻、財産、市民権などに関係する法的権利の保護に貢献しています。クリニックの合理化と効率化が進むにつれ、多くのサービスを1か所で行えるようになり、ますます多くの人が利用し、汚職の削減に役立っています。

エルサルバドルでUNDPは、犯罪率の高い27の自治体と中央政府が、ギャングのメンバーを含む高リスクの若者を対象とした市民安全保障・暴力防止計画を策定できるよう支援をしています。この計画では新たな雇用や教育の選択肢が重視されており、その結果、武器を用いた暴力が42%近く減少しました。

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