アフリカ開発会議(TICAD)とは?
TICADとは、Tokyo International Conference on African Development (アフリカ開発会議)の略称です。アフリカと国際社会の広範な関係者がアフリカ開発の現状と課題を話し合い、開発の重点分野に対する合意を形成するためのプロセスで、日本政府、UNDP、世界銀行、国連アフリカ特別顧問室、アフリカ連合委員会が共催しています。TICADは1993年に初めて開催され、5年に一度開催される首脳会合に加え、閣僚会合やモニタリングプロセス等を通じてアフリカ開発を支援する国際的なフォーラムとして発展してきました。関係者に広く開かれたTICADへの参加者は、第1回の1000名から回を追うごとに増え、第6回首脳会合(TICAD VI)では1万1千名を数えるに至りました。また、アフリカ側の強い要望で2016年以降は首脳会議が3年に一度、アフリカと日本で交互に開催されることになり、TICAD VIは2016年8月27-28日にケニアのナイロビで開催されました。
アフリカにおけるUNDP の活動
アフリカは2000年以来着実な経済成長を示しており、多くの経済指標に改善がみられます。しかし、経済成長に伴って生じる新たな格差の解消や、経済成長を経済社会の持続的な発展へつなげることが重要な課題となっています。様々な格差を解消するためには、女性の権利や地位の向上や若者の雇用促進なども重要です。さらに、アフリカは気候変動、紛争、感染症、一次産品の価格下落などの内外の変動要因に依然脆弱です。UNDPはアフリカ各国政府、地域経済共同体、国際機関、民間セクター、市民社会など幅広いパートナーと共にこれらの課題に対処し、貧困・格差や暴力をなくすための持続可能な開発に取り組んでいます。
UNDPとTICAD、そして日本政府と のかかわり
UNDPはTICADの共催者として、TICADサミットや閣僚会合の総合運営に尽力するとともに、様々な取り組みのモニタリングやアフリカ開発に関する広報活動、現場における広範なステークホルダーとの協力などを促進しています。また、TICADプロセスに多様な関係者の声を反映させるため、市民社会や企業関係者等との連携も強化しています。さらに、TICADの議論をグローバルな開発議論に反映するべく、積極的に活動しています。
これらの活動を戦略的に展開し、TICADプロセスのさらなる進化を図るため、UNDP と外務省、JICAは、定期的に戦略対話を行っており、現場での連携強化に加え、政策面でもアフリカ開発に関するシンポジウムやセミナーを共催しています。
TICAD7公式ホームページ(外部リンク)