「世界とつながるダンス教室」代表の中込孝規氏が冒頭にダンスを披露!

 

アフリカ開発会議 (Tokyo International Conference on African Development: TICAD)は25周年の節目を迎え、2019年8月28日~30日には横浜で第7回目の首脳会議が行われます。これに先駆け、UNDP駐日代表事務所ではアフリカ開発について語る対話シリーズとして、2018年6月末に「AFRI CONVERSE」を立ち上げました。

4月26日(金)に開催した「AFRI CONVERSE」の第10回目では、アホメド・アライタ・アリ駐日ジブチ共和国特命全権大使、「世界とつながるダンス教室」代表の中込孝規氏、ニャティティ奏者 / ヴォーカリスト・日本ケニア文化親善大使のAnyango氏、太陽インダストリーアフリカ代表取締役社長の伊藤政則氏、ファッションインダストリーからAwa'Toriのブッキー・アデジョビ氏を迎え、「アフリカの多様な文化と魅力」をテーマに、政府、大学、国際機関、民間企業、NGOから集まった約90名の日本・アフリカ諸国からの参加者が話し合い、活気溢れるイベントとなりました。

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アホメド・アライタ・アリ駐日ジブチ共和国特命全権大使は、冒頭にマーカス・ガーベス氏(Marcus Garvey)が残した言葉、“A people without the knowledge of their past history, origin and culture is like a tree without roots.”を紹介し、自らのアイデンティティーや文化を知ることの大切さを説明しました。大使は「文化交流は、時に普遍的な価値を生み出し、我々を一つにしてくれる。また、互いを尊敬し合うきっかけ与えてくれる。」と説明し、数ヶ月前に東日本大震災により大きな被害を受けた南相馬市を訪問した時の経験を共有しました。「日本は長年、アフリカの発展に大きく貢献してくれた。それをジブチの国民もよく理解していたからこそ、地震と津波が東北を襲った時、『ジブチ国民は、次は我々が日本のために貢献する番だと」と考え、スポーツ施設の再建を支援した。」と説明しました。そして、最後に今後日本とジブチ、そしてアフリカ諸国の交流がさらに活発に行われることへ期待を述べました

アホメド・アライタ・アリ駐日ジブチ共和国特命全権大使が南相馬へ訪問した際の、モニュメント除幕式 (02.02.2019)

 

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ケニアの伝統楽器であるニャティティ奏者/ヴォーカリストであり、日本ケニア文化親善大使のAnyango氏は、現地でも限られた男性だけが演奏することが許されているニャティティに魅了され、ニャティティ発祥の地とされるアレゴ村へ単身渡った経験を話しました。後に師匠となるオクム・オレンゴ氏に粘り強く交渉の末にニャティティの教えを乞い、長い修行を終え、ニャティティ奏者として認められたAnyango氏に、師匠は「君には、私が行けないような国や地域で、ニャティティを通じて、我々の文化を広げてほしいと伝えられた」と話したと言います。日本に帰国し、1年後ケニアへ戻った彼女を待っていたのは、女性初のニャティティ奏者として活動する自分に対して取材しようと数多くのメディアが待っていたとのこと。「あなたは、ケニアの楽器を演奏し、我々の言葉で歌う。ケニア人にとってこれ以上幸せなことはない。あなたの活動から、ケニアの音楽を学ぼうと他国からも多くの人が訪れるようになった。」と伝えられたと話しました。最後に、「何事も、絶望的な状況であろうと諦めてはいけない。最後、私が師匠に認めてもらえたように、続けていれば夢は叶う。誰だってそういう力を持っている。そして、音楽は友情を育み、互いを尊敬しあい、結び付けてくれる強力なツールであることを、ニャティティを通じて学びました。」と締めくくりました。

 

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「世界とつながるダンス教室」代表の中込孝規氏は、冒頭にダンスを披露し、更にイベント参加者全員と音楽に合わせて一緒にダンスを促し、会場は大いに盛り上がりました。中込氏は、これまで23ヵ国で15,000人以上の子ども達にダンスを教え、日本とアフリカ諸国約3000人の子ども達を繋げる活動を行ってきました。自身のこれまでを振り返り、「幼少期は恥ずかしがりやで、自信をもつことができなかったが、ダンスを通じて世界を旅したいという夢を叶えるために日本を飛び出したら、多くの人達と出会い、交流することが楽しかった。これを次世代にも伝え、経験してほしいと思った。」と今の活動の源を共有しました。また、ルワンダで出会った少年が、文化の異なる日本の子ども達とダンスを通じて交流する中で、何事も積極的に取り組むようになったエピソードから、ダンスや文化交流の可能性を語りました。彼は今、日本に来られるように一生懸命勉強しているとのことです。

ケニアにてダンスワークショップの様子

 

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太陽インダストリーアフリカ代表取締役社長の伊藤政則氏は、身体能力の高いアフリカ諸国の学生をアスリート留学生として日本に迎え、異なる文化と環境の中で勉強しながら所属するスポーツチーム(部活動)を強くすることを目標に日々活動する留学生の姿について説明しました。現在、ご自身の活動としてアフリカから12名の留学生を支援し、日本の高校で学びながら部活動に励んでおり、留学生は主に、バスケットボール部、サッカー部に所属しているとのこと。伊藤氏は、「アフリカからの留学生は、語学、集団行動、友達との接し方、感情コントロールの仕方等を学んで、強いチームを作り上げる努力をしている。」と説明しました。また、伊藤氏はアスリート留学生が訪日された際、一番苦労するのが日本の規律正しい学校生活であることを明かし、日々の生活の中で母国の文化や環境との違いから、葛藤しながらもチームの一員として貢献する彼らの生活について話しました。最後に「日本人もナイジェリア人も、日々苦労しながら過ごしているが、笑顔で楽しく過ごしていることも事実なため、学生達を応援してほしい。」と会場に想いを伝えました。

日本の高校に通うナイジェリア人留学生たち

 

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最後に、日本とアフリカをファッションの力で繋ぐ活動をしているAwa'Toriのブッキー・アデジョビ氏が、プロジェクトを実施にあたっての工夫や学びを共有しました。アデジョビ氏が手掛けるファッションプロジェクトの最大の目的は、「最高の品質を取り扱うデザイナーと共にアフリカの経済発展に貢献すること」と想いを語りました。アデジョビ氏は、「特に織物において日本は、長年の技術やノウハウを持っており、質の高さをアフリカが学ぶべき点だ」とした一方、日本は、アフリカのデザイナーと協働することより、高いイノベーション力が求められることを説明しました。今年10月には、アフリカ諸国からデザイナーが来日し、東京ファッションウィークに参加する予定。その際は、日本の製造工場にも足を運ぶ予定とのことです。

参加者からは、ブッキー・アデジョビ氏に対して、日本とアフリカを繋ぐファッションプロジェクトを始めたきっかけや、太陽インダストリーアフリカ代表取締役社長の伊藤政則氏に対して、アスリート留学生は、ナイジェリアだけではなく、他のアフリカ諸国から迎え入れようとしているか。また、バスケットボールやサッカー以外にも、柔道や野球など日本が得意とするスポーツで留学生受け入れを検討しているかなど、多くの質問があり、活発な意見交換が行われました。 

平成最後の開催となった今回のセッションでは、このようにアフリカの多様な文化と魅力について活発な意見交換が行われました。次回のAFRI CONVERSEでは、平和構築をテーマ開催予定です。

アホメド・アライタ・アリ駐日ジブチ共和国特命全権大使
ニャティティ奏者/ヴォーカリストであり、日本ケニア文化親善大使のAnyango氏
Awa'Toriのブッキー・アデジョビ氏
太陽インダストリーアフリカ代表取締役社長の伊藤政則氏
盛大に盛り上がったAFRI CONVERESE 10の登壇者

UNDP Around the world

アゼルバイジャン アフガニスタン アラブ首長国連邦 アルジェリア アルゼンチン アルバニア アルメニア アンゴラ

イエメン イラク イラン インド インドネシア

ウガンダ ウクライナ ウズベキスタン ウルグアイ

エクアドル エジプト・アラブ エスワティニ エチオピア エリトリア エルサルバドル

カーボべルデ

ガイアナ

カザフスタン

ガボン

カメルーン

ガンビア

カンボジア

ガーナ

ギニア ギニアビサウ

キプロス キューバ キルギス

グアテマラ

クウェート クロアチア

ケニア

コートジボワール コスタリカ コソボ コモロ コロンビア コンゴ共和国 コンゴ民主共和国

サウジアラビア サモア(マルチ・カントリー・オフィス) サントメ・プリンシペ

ザンビア

シエラレオネ

ジブチ ジャマイカ ジョージア

シリア

ジンバブエ

スーダン スリナム スリランカ

セネガル セルビア

ソマリア

タイ タジキスタン タンザニア

チャド チュニジア チリ

ティモール

トーゴ

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ニカラグア ニジェール

ネパール

ハイチ

パキスタン パナマ パプアニューギニア パラグアイ

バルバドス

パレスチナ人支援プログラム

バングラデシュ バーレーン

フィリピン

ブラジル ブルキナファソ ブルンジ ブータン

ベトナム ベナン ベネズエラ ベラルーシ ベリーズ

ペルー

ボスニア・ヘルツェゴヴィナ ボツワナ ボリビア

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ミャンマー

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ヨルダン

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リビア リベリア

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