AFRI CONVERSE 2020 #3 「より良い社会へ:女性と少女の力を活かして」

国連開発計画(UNDP)では2019年8 月に開催された第7回アフリカ開発会議(TICAD7)に向けて日本国内で関係者及び関心のある団体・個人様の間でのネットワーキングと意見交換を支援させて頂くべく、2018年6月より月例の対話イベント「AFRI CONVERSE」を展開してまいりました。2022年開催予定のTICAD8に向けて本イベントを再開し、JICAと隔月共催いたします。

UNDPとUN Womenが発表したレポートでは、新型コロナウイルスによって女性の貧困率が劇的に悪化し、男女間の格差が拡大することが指摘されました。貧困層に属する女性の実に59%が居住しているサブサハラ・アフリカは、同時に世界で最も高い起業率を誇る地域でもあります。しかし、多くの女性起業家は社会規範、情報やファイナンス、市場への限られたアクセスといった障壁を抱え、零細事業から成長できません。技術やデジタル化に関しても男女間の格差は存在し、女性や女性起業家の成長の可能性を阻んでいます。また、雇用されている女性の多くは、宿泊業、飲食業、家事手伝いといったコロナウイルスによって最も影響を受けた分野で働いています。また、農業といったインフォーマルセクターで働いている女性にも大きな影響が出てきます。

新型コロナウイルスを乗り越え“より良い社会”を目指すには、女性の課題やニーズに即した対策を打ち出し、女性の経済的エンパワメントに資する取組が必要です。脆弱な立場におかれている女性が成長し、社会の担い手として活躍するための能力を高めるために必要な方策について、各登壇者の経験を交えて議論します。


日時:
2020年10月30日(金)17:30-19:00

プログラム:
17:30~17:35 参加者による投票・連絡事項
17:35~18:05 登壇者自己紹介・発表
18:05~18:30 対話型セッション
18:30~19:00 質疑応答(全体)

場所:
オンライン (ZOOM)

参加費用:
無料

参加登録:
こちらのリンクよりご登録願います。

使用言語:
英語(通訳なし)

登壇者:

  • アルカ・バティア氏 UNDPナミビア常駐代表
  • アンダーソン・チコモラ氏 マラウイ農業・灌漑・水開発省普及局 副局長
  • ジェネット・レマ氏 マネージング・ダイレクター Gaber Wear社
  • 山口綾氏 JICA国際協力専門員(ジェンダーと開発)

モデレーター:

  • 近藤哲生  UNDP駐日代表