ビジネス行動要請(BCtA)

 

ビジネス行動要請(Business Call to Action : BCtA)とは、2008年に発足した国連開発計画(UNDP)を含む6つの開発機関・政府が主導する、長期的視点で商業目的と開発目的を同時に達成できるビジネスモデルを模索し、促進する取り組みです。BCtAは、企業がそのようなビジネスモデルと企業のコアとなる 技術を適用しながら、貧困層の成長を活性化させ、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を促進することを目的としています。

オランダ外務省、スウェーデン国際開発協力庁(Sida)、スイス開発協力庁、英国国際開発省(DFID)、米国国際開発庁(USAID)、UNDPの支援をうけ、BCtAは以下のような付加価値を企業に提供しています。

  • 貧困を根絶し、SDGsの達成を支援するための世界を代表する企業などが集まる枠組みへの参加
  • インクルーシブビジネス・モデルと、こうしたモデルのコアビジネスへの取り入れ方に関する専門的なサポート
  • 開発関係機関とのパートナーシップの構築
  • 国連を含め、国、地域および世界的な場での、自社の取り組みの成果の検証と発表の機会

これまでに200を超える企業がBCtAに賛同し、低所得者層の人々を商品やサービスの消費者、生産者、供給者、販売者として取り込みながら、商業的視点からも実現性のあるビジネスを行うことで、数百万人の生計向上に努力することを公約しています。

BCtA参加企業の事例

  • スルシィ:「フィリピンの女性に編み物の技術指導をし雇用機会の創出」(2019年3月参加)
  • 会宝産業: 「ブラジルにおける環境配慮型の自動車リサイクルの促進」(2017年12月参加)
  • 旭化成:「包括的なバリューチェーンでインドの繊維産業の成長を支援」(2016年5月参加)
  • 資生堂:「健康と美容の生活習慣改善活動で、バングラデシュの農村女性の健康と衛生を改善し、雇用を創出」(2015年9月参加)
  • 損保ジャパン日本興亜グループ:「『天候インデックス保険』で東南アジアの小規模農家の強靭性を高める」(2015年7月参加)
  • サラヤ:「ウガンダの医療現場でアルコール手指消毒を普及し、感染症を予防」(2014年9月参加)
  • パナソニック:「アフリカとアジアの無電化地域にソーラーランタンの明かりを提供し、温室効果ガスを削減」(2014年6月参加)
  • 味の素社:  「20万人の離乳期の子どもたちに栄養サプリメントを提供してガーナにおける栄養改善を推進」(2013年9月参加)
  • 良品計画: 「カンボジア、ケニア、キルギスの手工業者の商品開発を支援」(2013年6月参加)
  • ユニ・チャーム: 「中東とアジアの3600万人の低所得層の女性に手ごろな価格で衛生用品を提供」(2012年10月参加)
  • 伊藤忠商事/クルック: 「『プレオーガニックコットン(POC)プログラム』でインド農家を支援」 (2012年8月参加)
  • 住友化学:「蚊帳の現地生産を推進するとともにアフリカの未来に投資」(2008年5月参加)
  • イケア:「インドとパキスタンで持続可能なコットン栽培を推進」(PDF・1,285KB)
  • ゾーナ:「ザンビアでモバイルマネーシステムを構築」(PDF・1,211KB)
  • ハピノイ:「フィリピンで低所得層向けの医薬品流通ネットワークを構築」(PDF・819KB)
  • ピューパ:「ブラジルの子どもの学習機会を拡大して幼児期の発達を促す」(PDF・1,260KB)
  • ノバルティス:「インドの地方における医療向上のためのビジネスイノベーション」(PDF・830KB)
  • ポルティファミリア:「ペルーの低所得層に質の高い医療を提供」(PDF・886KB)
  • ソーラーナウ:「手ごろな価格で家庭用太陽光発電システムを提供」(PDF・1,329KB)
  • ロイヤルDSM:「インドネシアの子どもたちの栄養を促進」(PDF・1,092KB)
  • ボーダフォン: 「携帯電話を活用した金融サービス利用の拡大」(PDF・476KB)
  • ディアジオ: 「カメルーンにおけるサプライチェーンの連携強化」(PDF・857KB)
  • MAPインターナショナル: 「モバイルバンキングによるウガンダの貧困層のエンパワーメント」(PDF・751KB)
  • キャドバリー: 「カカオ・パートナーシップによる生産性と農家所得の向上」(PDF・937KB)
  • スタンダード・チャータード: 「パキスタンにおける小規模ビジネスの競争力の向上」(PDF・634KB)
  • ライフスプリング・ホスピタルズ: 「インド全土で手頃な価格で良質の医療を提供」(PDF・413KB)
  • アングロ・アメリカン: 「南アフリカにおける持続可能な事業の促進」(PDF・878KB)
  • SABミラー: 「インドにおける大麦生産性の向上」(PDF・721KB)
  • トムソン・ロイター: 「インドの農業の成長を阻む障害を取り除く」(PDF・308KB)
  • ザ・コカコーラ・カンパニー: 「アフリカ全土での雇用機会の創出」(PDF・586KB)

 

参加方法
BCtAに参加するには、企業には開発事業イニシアティブの概要を記入する申請書類を提出していただく必要があります。この申請書類ではどのようにしてその開発事業イニシアティブが以下の事項に取り組み、目的を達成するのかを明白に記入して頂く必要があります。

 

  • 斬新な事業アプローチをビジネスに取り入れて、事業イニシアティブを拡大、もしくは新しいプログラムを開発していること。
  • 新たな雇用創出、人的資源の開発、技術移転、革新、金融サービスへのアクセス、ジェンダーの平等、健康、パートナーシップを促進するなど、経済と開発、両方の利益をもたらすこと。
  • 測定可能な結果を生み出すこと。

 

規模や期間は異なっても、どのイニシアティブもSDGsの達成に寄与しながら事業成功を収めるという、2つの“共有価値”基準を満たす必要があります。
ビジネス行動要請BCtAの申請用紙のダウンロードと提出方法については、BCtAのウェブサイト(英語)をご覧ください。

 

 

 

 

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