アフナ・エザコンワUNDP総裁補兼アフリカ局長 ©︎Hideyuki Mohri/UNDP Tokyo

 

ご列席の皆様、こんにちは。

佐藤正久 外務副大臣殿
在京アフリカ外交団長のエスティファノス・アフォワキ・エリトリア大使殿
クアッシ・ンゲッティア・アフリカ連合委員会経済局長殿
バジャブリレ・スワジ・チャバララ・アフリカ開発銀行(AfDB)副総裁殿
黒澤利武 世界銀行IFC東京事務所長殿
アヨデレ・オドゥソラUNDPアフリカ局チーフ・エコノミスト殿

アフリカと日本の民間セクター代表の方々、ご来賓の方々、報道関係者の方々、ご列席の方々、皆様、このTICAD閣僚会合サイドイベント「アフリカにおけるビジネス機会」で、開会の辞を述べさせていただくことを嬉しく思います。

まずは、UNDPとの共催で、アフリカと日本の民間セクターで活躍するビジネスリーダーが参集する、この重要かつ独特なイベントを開催していただいた日本政府、日本貿易振興機構(JETRO)、そして外務省の方々に感謝いたします。

アフリカ連合の「アジェンダ2063」とグローバルな「持続可能な開発のための2030アジェンダ」(通称SDGs)はともに、包摂的で共有された持続可能な開発を推進するうえで、民間セクターが果たす中心的な役割の根拠となっています。民間セクターは誠実なビジネスと投資を通じ、成長の原動力として、また、アフリカがその若者のために働きがいのある人間らしい仕事を創出し、すべての人に所得と豊かさを届けるために必要な経済構造改革の触媒としての役割を果たすことができます。

アフリカに必要なのは慈善ではなく、経済の多角化と産業化を進め、SDGsとアジェンダ2063の達成を促進することに役立つ誠実な投資と包摂的なビジネスです。

朗報があります。農業や教育、エネルギー、インフラ、製造業、そしてスマートシティに至るまで、アフリカでの投資機会は計り知れません。

アフリカでは、SDGsのそれぞれのゴールがビジネス機会につながります。こうした機会の活用は、アフリカと日本の企業のビジネス・パートナーシップを促進するうえで鍵を握ります。日本企業の中には、これらSDGsによってもたらされた機会の活用を始めているものもあります。すでにスタートした多くのイニシアティブの中には、住友化学による防虫剤処理蚊帳、日揮と日立による海水淡水化技術、損保ジャパン日本興亜による天候インデックス保険が含まれています。持続可能なエネルギー関連のイノベーションも、アフリカでの暮らしを一変させています。

アフリカと日本の企業間の戦略的パートナーシップを深め、SDGsによって提起された課題を開発によって解決してゆけば、TICADの目標達成だけでなく、SDGsとアジェンダ2063の達成に向けた前進の加速にも役立ちます。

その他いくつかの開発途上国と同様、アフリカの企業も、長期的な投資決定能力を損なう経済的、政治的、社会的リスクに直面しています。

しかし、状況は好転してきています。2017年のアフリカ・ガバナンスの(改善度合いを示す)イブラヒム指数を見ると、アフリカ40カ国が過去10年間でガバナンス指数を改善していることが分かります。しかも、ナイジェリア、マラウイ、ザンビアのアフリカ3か国は、改革の実施が功を奏し、2018年のビジネスのしやすさ指数で、全世界で最も大きな改善を示した10か国の中に名を連ねています。モーリシャスやルワンダ、ケニア、ボツワナ、南アフリカなどの国々も、ビジネスのしやすさでは上位にランクされています。

UNDPはアフリカ各国政府、日本政府、アフリカと日本の民間セクターやその他の開発パートナーと引き続き連携し、新たに生まれつつあるリスクに取り組み、アフリカの企業競争力環境を改善してゆくことを約束しています。

最後に、アフリカと日本のビジネス・パートナーシップの活用は、SDGsの達成にも鍵を握ります。よって、私は皆様に対し、アフリカと日本の企業協力の強化に役立ちうる実際的な解決策に議論を集中いただくようお願いします。

また、この点に関し、私は皆様全員に、下記の問題に回答するという課題を提示したいと思います。

  • 日本の民間セクターは、アフリカでどのようなビジネスチャンスに関心を持っているか。
  • アフリカと日本のビジネス・パートナーシップを加速できるような事業の成功を推進する主要素は何か
  • 恒久的なパートナーシップの構築を加速するために、アフリカと日本のビジネス界は具体的に、どのような行動を起こさねばならないか。
  • 世界銀行やAfDBなどの国際金融機関や日本とアフリカの政府、開発パートナーは、アフリカにおける投資リスクの削減にどのように貢献できるか。

「タンゴを踊るには2人が必要」と、ルイ・アームストロングも有名な曲の中で歌っています。つまり、アフリカと日本の民間セクターが誠実なビジネスと投資を決意して初めて、win-winの関係が生まれるのです。

皆様の実りある議論をお祈りしています。

ありがとうございました。

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