ビムセン・ビーハリーさんはビュー・グランド・ポート地区に住む漁師です。事故以来、ラグーンでの漁は禁止されており、漁に出ることが出来ません。

 

唯一の生計手段であった漁業ができなくなり、 人々は日々の生活に困っています。


モーリシャスの人々に希望を


油流出の影響は環境被害にとどまりません。

観光や漁業に大きく頼るモーリシャスの人々の生活は、 多様な資源を提供してくれていた豊かな海に支えられていました。

流出事故によって海洋が汚染され、動植物に影響を与えただけでなく、 人々の暮らしにも影響を与えました。

コロナ禍で観光業とそれに伴って漁業が甚大な打撃を受けており、人々はすでに苦境に陥っていたところに、流出事故が発生。漁村の人々の暮らしは厳しいものとなりました。

漁場を失った村民は収入源を失い、日々の生活に困っています。

 

 

モーリシャスはアフリカ大陸の南東に位置する人口120万人の美しい島国です。大変貴重な動植物から成る生態系を有しており、多くの絶滅危惧種を含む動植物がモーリシャスに生息しています。

 

その美しい海と貴重な生態系に魅せられて、多くの観光客がモーリシャスを訪れており、観光業は同国の国内総生産(GDP)の36%を占める一大産業でした。 その美しい海域で、2020年7月25日に座礁事故が発生、南東沿岸の透き通るブルーの海に約1,000トンの油が流出する事態となりました。

 

 

この事故は、国際的に重要な湿地の保全を定めるラムサール条約に登録されたブルーベイ国立公園の近くで発生し、動植物種への影響が懸念されています。そして、被害は生態系への影響に留まりません。

48,000人のモーリシャスの人々が17の沿岸村に住んでいます。こうした人々の多くは、漁業や観光業など海洋資源に頼った生活を送っていました。汚染海域での漁業が出来なくなり、長期に亘って停泊してある漁船も影響を受けてしまいました。

流出事故の前から、コロナ禍での国境封鎖とロックダウンによって観光業は低迷しており、観光業や漁業に大きく依存している人々の生活は苦しいものでした。漁業は観光業に大きく密接しており、観光客がいなくなってしまってから、漁民の生活は既に崩壊寸前のところまで追いつめられていました。こうした大変苦しい生活の状況が、さらに厳しくなってしまったのです。

海に恩恵に頼って生活しているモーリシャスの人々の生計を取り戻すための支援が必要です。

 

流出事故以後、モーリシャス南東海岸に居住する人々は政府やUNDPのような組織からの限られた支援に頼っており、持続的な生計手段が確保されていません。

 

人々は代替的な収入源を必要としています。解決策の1つとして、流出の影響を受けたラグーンの外で漁を行うことが考えられています。沿岸から2-4マイルのところに集魚装置を設置し、漁業の方法を教えて機材を提供することで、ラグーン外での漁ができるようになります。ラグーン外での漁業を可能とすることで、長年に及ぶ漁業で枯渇しかねなかったラグーン内の水産資源を再生することもでき、生態系の回復と保存にも有効な手段なのです。

国内外の組織によって海洋及び沿岸の油除去と環境資源の回復に関する支援が行われる一方、沿岸住民の持続的な生計支援のニーズは満たされていません。皆さまのご支援によって、モーリシャスの漁民の生活再建に向けた活動を行うことができ、モーリシャスの人々に希望をもたらすことができるのです。


いますぐできること

モーリシャスの漁村に暮らす人々の生活再建のため、ぜひご支援をお願いします。

ゲルべ・トゥレットさんは漁師です。コロナ禍と流出事故で長らく漁に出ることが出来ず、長きに亘って陸揚げされていた彼の船はバラバラになってしまいました。

UNDPが今していること

国連開発計画(UNDP)は現地政府、他の国連機関、NGO、支援国と協働し、 事故発生の直後から緊急支援や中長期的な復興支援を行っています。 モーリシャス政府の要請に基づき実施している活動例は以下の通りです。

  • 事故後の支援ニーズ調査
  • サンゴ礁への影響に対する科学的評価および保護の実施
  • 影響を受けた地域住民への緊急支援物資の提供
南東沿岸に住む数千人のモーリシャス人が生計手段を絶たれており、再建は喫緊の課題です。

より良い世界を作るには
どうしたらいいでしょうか?

誰も置き去りにせず、すべての国が持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて前進を続けるため、UNDPは各国の対応が公平でかつ包摂的なものになるよう活動しています。UNDPの対策は透明性と協働を重視しており、連携する政府機関に、変革的で目に見える結果をもたらします。

寄付を通して、世界の開発の未来を変えることができます。一緒により良い世界を作りませんか?

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