(写真左から): ベンジャミン・カレンジ Zorabots社CEO, ステファン・ロドリゲス UNDPルワンダ常駐代表、ムソニ・ポーラ ICT・イノベーション大臣、ダニエル・ンガミジェ保健大臣、サビン・ンサンジマナ ルワンダ・バイオメディカルセンター長、アーネスト・ナハヨ軍医長 Photo: UNDP Rwanda

 

今年初めの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生は、瞬く間に世界的な脅威となり、数百万の人々に影響を及ぼすパンデミックとなりました。ルワンダにおけるコロナウイルスの感染拡大策に取り組むため、国連開発計画(UNDP)では、この危機に対処するには、慣例にとらわれない施策や技術を模索する重要な機会であると捉えています。UNDPが推進するアクセラレーター・ラボは、ルワンダのICT・イノベーション省との協働を通して、5台の感染抑制ロボットを調達し、2か所の新型コロナウイルス処置センターとキガリ国際空港に導入しました。このロボットは帰国者を含めた新型コロナウイルスの検知や検査などを支援し、病院で様々なサービスを提供します。

新型コロナウイルスの感染者数が拡大し、医療システムが逼迫する中、UNDPにとって類を見ないこの取組みは、ウイルス感染に対する国策支援の一環であるリスク緩和策として取り入れられました。このロボットは様々な先進的機能を有しており、処置センターの医者や看護師を支援するとともに、将来的にはキガリや他の州において国境やスクリーニング・サイトでの支援にも従事する予定です。1分間に50から100人のスクリーニングを行い、病室に食事と薬を運び、データ(ビデオ・音声)を取り、異常を検知し場合スタッフに知らせることで、迅速な対応とケース管理を可能にします。このような機能を活用することで、新型コロナウイルス対策の迅速性と効率性が向上し、医療従事者の感染予防につながると期待されています。

ブリュッセルのZoraBots社製のこのロボットは、子会社であるZoraBots Africa社を通じて導入され、1994年に起こった虐殺に起因する国家精神を象徴するようなルワンダ語名が与えられました。ウルムリ(光)、インガボ(盾)、イキゼレ(希望)といった名前がついたこれらロボットは、希望とより明るい未来への約束を表しています。

UNDP常駐代表のステファン・ロドリゲスは、新型コロナウイルスは巨大で複雑な課題であるため、その感染拡大のためには、これまでと異なる発想で臨み、新しい解決策を探し、あらゆる入手可能な資源(資金・人)を動員する必要があると述べます。2019年にUNDPルワンダ事務所は、独特なスキルを有するルワンダ人専門家による小規模チームで構成されるアクセラレーター・ラボを立ち上げ、開発課題に対するイノベーションやソリューションを探してきました。ルワンダはイノベーションに関する高い関心があること、複雑な開発課題に対する自国産の解決策を発展させてきた歴史があることで良く知られています。

同様の技術が他の国、特にアジアにおいて導入され、新型コロナウイルス感染増加率の抑制に寄与してきたことは、既に経験として示されています。また、これらのロボットを使用する技術者、看護師、医師のトレーニング中に行われた初期シミュレーションでも、この技術の大きな可能性が示されました。

現在導入されているロボットの数では、政府が特定した重要な場所の全てのニーズに対応するには不十分です。この取組を拡大するには、より多くの資源とパートナーシップが必要となります。この少数のロボットは最もリスクの高い処置センターに導入され、医者・看護師を支援し彼らの感染リスクを抑制するために使われます。このロボットによって職が失われることはありません。その代わりに、地元のルワンダ人がロボットのサービスとメンテナンスのための訓練を受け、仕事を得ています。

今回の実験で得られた教訓や情報が、現在そして将来の危機への対処策にどのように反映されるのか期待しています。。新たな働き方をもたらすこの実験が、人命を救う努力に貢献し、ルワンダの人々や住人が通常の活動を再開し、ニュー・ノーマル(新しい日常)に適応できるようになることを願います。

 

ロボットは、感染の危険性を最小限に抑えながら、医師や看護師をサポートするために、最もリスクの高い治療場所で使用されます。
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