国連開発計画(UNDP)は先月、人間開発報告書の30周年記念版として「新しいフロンティアへ:人間開発と人新世」を発表しました。タイトルにもある「人新世」は、人類が初めて地球の生態系や気候などに大きな影響を与えるようになった、つまりヒト中心の時代という新たな地質学的時代を指します。報告書は、人間と地球がこの新たな時代に突入する中、自然を敵に回すのではなく人類が地球に与えている負荷を十分に考慮した上で、人類と地球が共に繁栄するために道のりを再設計する時が来たと呼びかけています。

この度、UNDPではこの報告書の発表会をオンラインで開催いたします。本イベントでは、ペドロ・コンセイソン人間開発報告室長が、報告書の重要メッセージや、新たに導入した指標「プラネタリー圧力調整済み人間開発指数(Planetary-Pressures Adjusted HDI/各国の二酸化炭素排出量など地球への負荷を考慮した人間開発指数)」に込めた意義、必要な変革などについてご説明します。

さらに、この議論を発展させるべく、国際協力機構(JICA)ガバナンス・平和構築部平和構築室長(前企画部国際援助協調企画室長) の室谷龍太郎氏をお迎えし、人間開発と持続可能性、さらに人間の安全保障の関わりについて対話します。 感染症、気候変動、災害や紛争など、脅威が多様化する中で、脆弱層はもっとも大きな危機に直面し、また数々の問題が複合して、状況が一層悪化するリスクがあります。こうした中、様々な脅威を予防して対応を事前に備える仕組み作りの規範として人間の安全保障の考え方が改めて注目されています。

人と地球が様々な脅威に晒される中、地球への負荷を緩和しつつ人間開発を進めるには何が必要か、考える機会となれば幸いです。ご多用の折とは存じますが、皆様のご参加をお待ちしております。


日時:2021年2月5日(金)午後8:00〜9:00
場所:オンライン (Zoom)
言語:英語(英日同時通訳あり)


プログラム(仮)

  • 祝辞:
  • 外務省国際協力局地球規模課題総括課長 吉田綾氏

  • 基調講演:「人間開発報告書2020 -新しいフロンティアへ 人間開発と人新世」概要発表
    UNDP人間開発報告室長 ペドロ・コンセイソン氏
  •  
  • ダイアローグ&質疑応答:「人間開発と持続可能性、人間の安全保障の関わり」
    UNDP人間開発報告室長 ペドロ・コンセイソン氏
    JICAガバナンス・平和構築部平和構築室長 室谷龍太郎氏
    (モデレーター)UNDP駐日代表 近藤哲生
  •  
  • 閉会挨拶:
  • JICA 上級審議役 武藤めぐみ氏

お申込み:2/4(木)午後3:00までに登録サイトよりお申し込み下さい。 

問い合わせ先:国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所
Email: event.japan@undp.org


登壇者

吉田綾
外務省国際協力局地球規模課題総括課長

総合外交政策局国連政策課課長補佐、アジア太平洋州局南部アジア部南西アジア課首席事務官、在インド日本国大使館参事官等を歴任後、国際協力局気候変動課気候変動官、国際エネルギー機関(IEA)アジア太平洋パートナーシップ課長を経て、2019年7月より現職。京都大学法学部、米国アマースト大学卒業(歴史学)。

 

ペドロ・コンセイソン
国連開発計画(UNDP) 人間開発報告書室長

2019年1月より現職。2014年10月より、UNDP政策・プログラム支援局戦略政策ユニット長として、UNDPを代表してG20財務大臣・中央銀行総裁会議や開発資金の確保に関する取り組みを担当し、2030アジェンダや持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals : SDGs)に向けたUNDPの取り組みを明確化。2009年より、アフリカ局のチーフエコノミストと戦略諮問部長を兼務。

 

室谷龍太郎
国際協力機構(JICA)ガバナンス・平和構築部平和構築室長

(前企画部国際援助協調企画室長)

JICA入職後、無償資金協力部、外務省経済協力局出向等を経て、2004~2007年に在ボスニア・ヘルツェゴビナ日本国大使館勤務。その後、JICA研究所研究員として平和と開発、人間の安全保障等の研究に従事し、2014~2017年にJICAルワンダ事務所次長としてルワンダ、ブルンジへの協力を担当。2017年2月から企画部国際援助協調企画室副室長、2020年8月から2021年1月まで同室長としてUNDPをはじめ国際機関、開発金融機関、二国間援助機関等とのパートナーシップ推進を担当。2021年2月より現職。ハーバード大学ケネディ・スクール公共政策修士(MPP)。

 

近藤哲生
国連開発計画(UNDP)駐日代表

米国ジョーンズ国際大学で開発学修士号取得。1981年外務省に入省し、フランス、ザイール(現コンゴ民主共和国)、海洋法本部、国連代表部などで勤務。2001年にUNDP本部に出向し、マーク・マロック・ブラウン総裁(当時)特別顧問、国連世銀イラク支援信託基金ドナー委員会事務局長を務めた。2005年に外務省を退職し、UNDPバンコク地域本部スマトラ沖津波被害復興支援上級顧問、国連東ティモール派遣団人道支援調整官を経て、2007年にUNDPコソボ事務所副代表、2010年UNDPチャド事務所長に就任。2014年1月より現職。東京大学大学院非常勤講師(国際保健政策学)、長崎大学客員教授。

 

武藤めぐみ
独立行政法人 国際協力機構 (JICA)上級審議役

(緒方貞子平和開発研究所 前副所長)

2021年2月 JICA上級審議役に就任。その前は緒方貞子平和開発研究所 副所長、地球環境部部長、フランス事務所所長を務めた。2010年から2015年は東南アジア大洋州部のフィリピン担当課長及び次長(含大洋州)として円借款、技術協力、無償資金協力、緊急援助等に携わった。
政策研究大学院大学博士(開発経済)、米プリンストン大学修士(MPA)、仏HEC修士(EMBA)、慶応大学経済学部卒。


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