Act4SDGsグローバルウィーク

2021年9月14日

#Act4SDGsグローバルウィークについて

9月17日から28日までの「#Act4SDGsグローバルウィーク」は、世界のリーダーたちに対して、世界中の人々がSDGsの進捗を加速させるためにそれぞれの役割を果たしていることを思い起こさせながら、あらゆる分野の主要なステークホルダーを動員して変化を促し、集団行動を促進することを目的としています。 今年のキャンペーンは国連総会のハイレベル・ウィーク中に開催され、国連食料システムサミット、ミラノで開催されるプレCOPの活動を推進し、グラスゴーで開催されるCOP26に向けて機運を増していきます。 世界中の人々が連帯してパンデミックの先に希望があることを示し、2030年までに残された貴重な10年間でSDGsの達成を目指しながら、健康的で公正且つグリーンな復興に向かっていきます。 この活動は今年で5年目になり、ますます力を増してきました。2021年における私たちのSDGsアクション推進の大きな望みは、より多くの人々が個人及びチームでSDGsアクションを起こしたいという気持ちになってもらうことです。2020年には5600万件のアクションがありましたが、2030年までにはこれを10億件に増やすことを目標としています。 すべてのSDGsアクションは、国、地域、目標、セクター別に検索できるグローバルヒートマップに掲載され、「見える化」されます。これにより、共にアクションを行うことで世界にどのような大きな変化をもたらすことができるかを、節目に行われる国連のイベント等において示すことが可能となります。

キャンペーンのPR用素材はこちらから利用できます。


#Act4SDGsグローバルウィークでは、ソーシャルメディアを活用した、クリエイティブで誰もが見ることができる個々の行動キャンペーンを紹介し、新しい若い世代の人々の想像力をかき立てます。若い人々の多くは、生活、仕事、旅行、消費の方法において、個人レベルでの行動の変化が、私たちが社会で見たいと思う変革を起こす重要なカギとなっていることを次第に意識し始めているのです。 今年のクリエイティブキャンペーンは、「個人への説明」を重視し、パンデミックを超えた希望と、私たち全員が解決に携われるというメッセージを自分が住む地域の人たちに伝えるということに焦点を当てます。私たちが求めているのは「方向転換」です。「従来のやり方」では持続可能な開発目標が達成されないことを示すためです。今こそ、私たち一人ひとりがそれを好転させるために自分たちの役割を果たす瞬間なのです。


背景

パンデミックは、私たちみんながどのように繋がりあっているか、そして私たち全員に降りかかる脅威がどのようにグローバルなアクションと連帯を必要としているかを明らかにしてきました。また、個人の力の大きさも明らかになりました。マスクの着用や外出自粛など、適切な行動を取った人が一丸となって、ウイルスの拡散を抑制したのです。このことは、行動の積み重ねが転換点を超えて、変革を導くのかを明確にしてくれました。そして、私たち一人ひとりが小さな変化を起こすことでそれが波及し、SDGsの達成に向けて大きな変化をもたらす「バタフライ効果」を起こすことができることを示してくれたのです。 世界中の人々が団結し、連携して参加しています。声を上げ、パンデミックを超えたところに希望があることを示し、より良い未来を再構築し、創造するために、この一世代に一度のチャンスを掴みましょう。 より平等で、気候変動に対してより積極的に行動する未来、貧困を終わらせ、医療へのアクセスを確保するような未来を作りましょう。

今がその時です! 復興に必要な皆の計画こそが、持続可能な開発目標です。


ターニングポイント ダイアログ

ターニングポイント ダイアログは、10〜15分の「談話」スタイルのインタビューシリーズです。皆に知られている新進のチェンジメーカーや、皆に感銘を与えているような俳優を特集し、気候、ジェンダー、食料システムなどのテーマを取り上げ、親しみやすい会話形式で、考えやアイデアを共有し、アクションを呼びかけます。独自のダイアログを作成するためのガイドラインなどのツールキットをご用意しています。


#TurnItAroundキャンペーン - メタ・ナラティヴ

私たちは人と地球の岐路に立っています。ともに行動すれば、不平等、気候変動、ジェンダーを中心に、目標に向けた進展を加速させることができます。 これらの3つの問題は、対処されない場合、私たちの社会をさらに弱体化させるでしょう。

  • 世界は変えられる - 様々な分野のリーダーが振り出しに戻って、経済を再開し、社会を再設計する方法を再定義すれば、世界は大きく変わります。目標を達成し、以前のシステムを改善し、 より公正で環境に配慮した持続可能な世界に向けて取り組むために大胆な行動を取る、一世代に一度のチャンスです。
  • 一人ひとりの行動が、大きな力を発揮することができます– コロナ禍で明らかになったように、一人ひとりの行動は、パンデミックを止め、消費や生産、生活に必要な変化を推進する上で大きな影響を及ぼします。 私たち一人ひとりがSDGsの達成に向け、小さな変化を起こすことで、大きな変化をもたらすバタフライ効果の起点となれます。
  • UN75グローバル対話の結果によって再確認されたように、グローバルな連帯は不可欠です。 市民は連帯と国際協力を大切にしています。 このような自然発生的な連帯の動きは希望を高め、勢いをつけます。私たちは新しい方向に舵を切って、コロナ禍を乗り越え、2030年以降を見据えることができます。一人ひとりは物理的には離れているけれど、共に歩めば強くなれます。