明るい未来へ希望を―タイのランタン祭りにて

 

2018年を迎えましたが、これからの一年はどのようなものになるのでしょうか

今、世界は、未来の変革に向けて前進し変化するという特別な時代を迎えています。貧困に苦しむ人の数は減少する一方、学校に通う子供の数は増えています。ハイテク・ローテク分野の革新は数多くの局面でで私たちの生活を豊かにし、今後も更なる進化を遂げようとしています。

しかし同時に、私たちは複雑で長期に渡る課題に直面しており、残念ながらそれらは新年の始まりと同時に消え去るものではありません。

気候変動の破壊的な影響、政治や思想の分断、社会的結束の崩壊による過激主義や暴力、紛争-記録的な数の人々が故郷を追われる一方で、依然として世界の富の半分をたった1%の人々が享受しているという純然たる現実があります。これらは全て私たちの身近で長年続き、今後も直面していかなければならない課題です。

しかし、希望を持ち、インスピレーションを得て、行動に移す余地がまだあります。なぜなら、2年前に全世界が合意し、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」として知られる普遍的な目標を携え、私たちは2018年を迎えたからです。これらの目標は、将来の世代のために地球を保護しつつ、今を生きる私たちひとりひとりが尊厳と平等な機会を持ち自由に生きることのできる、安全で平和な世界を実現するための野心的かつ明確な道筋を描いたものです。

また、国連に対するニーズが増加し多様化するなかでその効果を発揮し続けるべく、アントニオ・グテーレス事務総長の下、国連システムの改革が行われていること、そして関連してUNDPが重点取組みを一層見直していることもまた、未来に向けた希望です。

 

“「開発を取り巻く状況は、おそらく予期しない方向に変わり続けるでしょう。人工知能や気候変動など、世界は劇的な変化の起点にあり、だからこそこれまで以上に、国連システムに根ざしたダイナミックで効果的、そして未来を見据えたUNDPが必要とされます。」とアヒム・シュタイナーUNDP総裁は述べました。

 

この新規の重点取組みをUNDPは、今後四年間の活動の発展の指針となる戦略計画にまとめました。新戦略計画の実施期間は今年の1月1日からです。新戦略計画で新生UNDPは、長期に渡る課題を解決するため、私たち全員がすべてのレベルでより効果的に協力し合う必要があると述べています。

個人、政府、国連機関、市民社会が自らの力のみで解決策を探すことは困難です。そのためUNDPは社会、政府、国連システムからイノベーターを集め、繋げる、という自らが得意とする役割に力を入れ、開発課題を革新的なアイデアで解決するための情報センターの役目を果たします。最優先事項は一番の課題である貧困の根絶です。また、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の根幹を成す「誰も取り残さない世界の実現」と「不平等の根絶」は今後も全ての活動の基本となります。

UNDPは新たな重点取組みとビジョンを掲げ2018年のスタートを切り、連携するパートナーとの協力関係をさらに深めていきます。

 

“「戦略計画は2030アジェンダの実現を目指す各国政府を今後4年間、UNDPが支援するための指針です。しかしUNDPだけでは目標を達成できません。開発システム全体が最適な状態にあり、また連携してこそ、UNDPの活動も真価を発揮できるのです。」アヒム・シュタイナーUNDP総裁

Achim Steiner

Read the strategic plan   

 

新戦略計画の骨子

  • 戦略計画(2018-2021)は、アヒム・シュタイナー新総裁のもと、各国政府による極度の貧困の根絶、不平等の是正、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」達成に向けた取り組みを支援するための新生UNDPの指針です。
  • UNDPの強みと知見、各国との関係、170以上の国や地域に及ぶ広い活動ネットワークを利用し、新計画は革新的なアプローチとサービスを加盟国および国連諸機関に提供します。
  • UNDPの重要な使命の一つは、国連システム内で強力でオープンなパートナーシップを築き、それにより国連諸機関の活動に価値を付加するということです。連携する国連諸機関と協力し、「2030アジェンダ」の実現に向け合同で力を発揮すべく、国連開発システムをサポートします。
  • パートナーシップは2030アジェンダの達成のために不可欠です。世界銀行グループをはじめ、多国間・地域開発銀行を含む国際金融機関、民間機関、非営利団体とのパートナーシップを強化し、人々の生活を改善するための効果的な結果を達成します
  • 新戦略計画ではUNDPのビジネスモデルを改善し、より効果的で透明性と説明責任が明確な組織を構築し、計画の実行と評価の改善をはかります。UNDPは進化と適合を続け、新たに表面化する課題に対して革新的かつ効率的に対応可能な信頼できる開発パートナーを目指します。
  • 戦略計画では国連事務総長の国連改革および加盟国の指針に基づき、UNDPのビジョンを実現するための新しい施策を提示します。
  • 各国の貧困の根絶を支援し、持続可能な開発のために重要な領域を迅速に近代化するとともに、危機予防と早期復興の能力を強化します。
  • 貧困、ガバナンス、強靭な社会の構築、環境、エネルギー、ジェンダー平等の6分野でUNDPならではの解決策を提示し、複雑な開発課題に向け統合的な対応を行います。それぞれの解決策には各国のニーズに沿って政策提言、技術支援、資金、プログラムなど様々な支援内容が含まれており、持続可能な開発目標の達成に向けた発展を加速させます。
  • 活動実施にあたっては2つのプラットフォームを用います。
    (a)各国がUNDPの政策、助言、活動実施のための知見にアクセスできるようにするためのグローバル・サービス・プラットフォーム
      (b)各国政府が統合的な解決策を設計・施行するのを支援し、国連や他連携機関による活動を可能にするための国別サポート・プラットフォーム

“「戦略計画は2030アジェンダの実現を目指す各国政府を今後4年間、UNDPが支援するための指針です。しかしUNDPだけでは目標を達成できません。開発システム全体が最適な状態にあり、また連携してこそ、UNDPの活動も真価を発揮できるのです。」アヒム・シュタイナーUNDP総裁”

- Achim Steiner

戦略計画全文(英語)はこちら   

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